韓国「感染拡大にもかかわらず本日から規制緩和」

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日本は祝日ですが、韓国は平日です。韓国政府は新規感染者数の増加がいまだに高い水準にあるのにも関わらず、本日からソーシャルディスタンスの規制などについて一部緩和する措置します。

まず、以下の現状をご覧ください。


↑2022年03月18日時点で新規感染者数「38万1,329人」。1週間平均感染者数「40万4,666人」。


↑韓国の累積感染者数「904万人」。日本の「602万人」を遥かに凌駕しています。

日本より人口が少ないにもかかわらず、韓国の累計感染者数は日本より多くなりました。

そもそもこの状況で規制を緩和するのは「おかしなこと」と医療関係者・識者から非難されているのですが、韓国政府は断行しました。

上掲のような状況ですので、韓国政府はさすがに「大幅な日常回復」は無理とは判断し、小幅調整としています。

最も大きな緩和ポイントは、会合における人数の緩和です。6人から8人上限となりました。また、時間制限は23時までとなり、防疫パスについての確認も(2022年03月01日から)引き続き「なし」でOKとしています。

K防疫が世界一と誇っていたのは、そもそもPCR検査で陽性となった人を徹底的に追跡して社会から切り離し、これが一応感染拡大の抑止に役立ったためです。しかし、現在では防疫パスによる確認もやめてしまっています。自ら成果だったものを見限ったわけです。

韓国政府が規制解除を急ぐわけは、これ以上規制を続けると小商工人・個人事業主が本当にもたないからだと考えられます。しかし、医療業界からの指摘も省みることなく拙速に規制を緩和するのはいかがなものでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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