ロシアを経済的に追い込まなければなりません。
自由主義陣営国はさまざまな制裁手段を講じていますが、ロシア側も「対外債務をルーブルで支払ってもいいとする」「ロシアから逃げ出した企業の資産を接収する」「ガス代をルーブルで払え」など、次々とトンチを繰り出して対抗しています。
ロシア中央銀行のデータによれば、ロシアの外貨準備高は以下のように推移しています。
02月18日:6,432億ドル
02月25日:6,294億ドル
03月04日:6,089億ドル
03月11日:6,118億ドル
03月18日:6,062億ドル
03月25日:6,044億ドル
02月25日:6,294億ドル
03月04日:6,089億ドル
03月11日:6,118億ドル
03月18日:6,062億ドル
03月25日:6,044億ドル
凍結されてアクセスできない半分を除いた部分が変動しているものと思われますが、「02月25日:6,294億ドル」から「03月25日:6,044億ドル」まで、5週間で388億ドル(約4兆7,572億円)減少しました。
約4.8兆円が消えたわけです。
『タス通信』によれば、当局は外国為替介入、外国為替借り換え、外為資産の評価の結果としている、とのこと。
また、『Reuters(ロイター』の報道によれば、『ロシア中央銀行』は銀行から金を「1g当たり5,000ルーブル」で購入している、とのこと。外貨が入手しにくくなったので金に狙いをつけたものと思われます。
⇒データ引用元:『タス通信』公式サイト
(吉田ハンチング@dcp)