韓国の日本に対する態度を説明した、田中明先生の至言をご紹介してみます。
以下に先生の著作から引用します。
(前略)
かつて私は、韓国の反日が[拒否する]反日ではなく、[引き寄せる]反日だ、と述べたことがある。誰それがけしからぬというとき、われわれはそういう手合いとはつき合わぬ(拒否する)という選択をするが、韓国の場合は違う。
「汝はわれわれの言い分をよく聞いて反省し、われわれの意に副う”正しい”関係を作るように努力せよ」というおのれへの[引き寄せ]が流儀である。
それは一見”主体的”な態度に見えるかもしれないが、詰まるところは、けしからぬ相手の翻意に期待する他者頼みの思考である。
(後略)⇒引用元:『遠ざかる韓国 冬扇独語』著:田中明,晩聲社,2010年01月10日 第一刷発行,p23
田中先生のこの指摘は、まさに韓国の反日がいかなるものかの本質を突いています。
けしからんというのなら拒否すればいいものを、韓国は「俺たちの言うとおりの正しい関係になるように努力しろ」と言って止まないのです。
ですから、韓国と妥協しようなどと考えるのは間違っています。「自分たちが考える正しい日本」になるまではよしとしないからです。
詰まるところ、これは田中先生がおっしゃっているとおり、他者頼みの思考法に他なりません。「自分が困るから相手を自分の思いどおりに変えたい」と考えているわけですから。
他者が自分の思いどおりに変わってくれないと困る、というのはなんと哀れな考え方でしょうか。
人間関係でも同じです。性格・考え方の違う人とどのように付き合っていくか、それを考え実行できるのが自律した人間です。
「キミは僕が正しいと思うキミになるべきだ」などと言う人が現れたら、驚き呆れるでしょう。
日本は「韓国の考える正しい日本になる」などと考えるべきではありません。
それは全く愚かなことで、間違っています。
日本は、「日本の考える正しい日本」になるべきです。
(吉田ハンチング@dcp)