NHK「外国が中国に警察署を作ってもいいんですか?」中国「あれは……」

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2023年04月18日、中国の外交部に対して『NHK』の記者が面白い質問を投げていますので、ご紹介します。以下に中国外交部の定例記者ブリーフィングから該当箇所を引用します。

『NHK(日本放送協会)』記者:
ニューヨークの「警察署」問題について、外国が大使館や総領事館の他に、中国国内に同様の「警察署」を開設しても、中国政府は問題視しないということですか?

汪文斌:
アメリカ合衆国側は、海外のサービスステーションを中国の外交官や領事と悪意を持って関連付け、根拠のない非難をしているが、これは純粋に政治的な操作です。

いわゆる「海外派出所」については、すでに何度も紹介しており、関連する主張は事実無根です。

中国は常に内政不干渉の原則を堅持し、国際法を厳格に遵守し、各国の司法主権を尊重しています。

関係者がこの問題を誇張したり利用したりしないことを希望します。

⇒参照・引用元:『中国 外交部』公式サイト「2023年4月18日外交部发言人汪文斌主持例行记者会」

「警察署」問題というのは、中国がアメリカ合衆国ニューヨークで勝手に警察拠点を運営しており、中国公安関係者2人が証拠隠滅の罪で司法当局に逮捕された――という件です。

↑「警察署」問題を報じるYouTube『ANN News』チャンネル

本件について、中国側は「でっちあげ」として「逮捕に断固反対する」と述べています。

これを受けて、NHK記者は「外国が中国内で同様の施設を運営しても問題視しないのか?」とド直球を投げました。

相互主義からすれば当然の話で、中国が行うなら外国が行っても認めるんだな?と問うているのです。

汪文斌報道官の回答が傑作で、秘密警察署とされたのは「サービスステーション」だ――と答えています。

それは政府の物なのでしょうか。中国の主権の及ばない外国の土地に勝手にそんなものを作っていいのでしょうか。合衆国が「主権侵害」とするのは当然のことです。

中国というのは、こういうことを平気で行う国であるということを忘れてはなりません。日本にもあるといわれています。孔子学院もすぐに閉鎖させるべきです。

(吉田ハンチング@dcp)

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