南朝鮮「ウォン安」上を試す状況に 通貨危機時の水準と比較

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韓国の通貨「ウォン」の高安が注目されています。この記事を制作している2019年09月28日15時の時点では、「1ドル=1,200ウォン」を超え、上(ウォン安進行)を試す以下のような状況になっています(チャートは『Investing.com』より引用)。

株式、FXの取引をされない方のために説明をさせてください。

これは日足チャートですので、ローソク足1本が1日の値動きを表しています。27日のローソク足は下に長いヒゲが出ていますが、これは一時期はそこまでウォン高方向(チャート上では下方向)に値が進んだことを示します。

つまり、ウォン高方向への圧力(ウォン安を進行させない圧力)がそれだけ強かったというわけです。それにも関わらず、ウォン安が進行したということは、ウォン売りが非常に強いと見られるのです。

28日15時の時点では、27日のローソク足は実体線で直近天井圏を形成したダブルトップのネックラインをわずかながら超えています。微妙な超え方なので以降もネックラインで値を揉む可能性はありますが、しかし天井圏を目指す方向にあることは確かです。

現在は危うい為替水準

ローソク足1本が1カ月の値動きを表す「月足」で見ると以下のようになります。

現在の為替水準は2016年12月-2017年01月以来のウォン安レベル。韓国の経済状況は良くありませんから、ウォンが売られる方向に進む可能性が高く、さらなるウォン安の進行が予想されます。

韓国が通貨危機となった2008年(-2009年)では、このレベルも安々と抜いて通貨安が進行したわけですが、現在ウォンが危ういところにあるのは確かです。

<<09月30日18時40分 続報 ここから>>
なんというしぶとさでしょうか。09月30日18時40分(日本時間)現在、「1ドル=1,200ウォン」未満に抑え込んでいます。以下の記事を追加しました。

⇒参照:『Money1』「【速報!】南朝鮮「ウォン安」「1ドル=1,200ウォン」死守か ホントかよ戻したぞ!」
https://money1.jp/?p=10489

<<続報 ここまで>>

⇒参照:『Money1』「韓国・外貨準備のウソが露呈した日」
https://money1.jp/?p=2274

⇒参照:『Money1』「南朝鮮の外貨準備の内訳 保有する証券類の中身は何だ?」
https://money1.jp/?p=10290

⇒参照:『Money1』「南朝鮮『ウォン安』懸念 再び『1ドル=1,200ウォン』前の攻防」
https://money1.jp/?p=10312

(柏ケミカル@dcp)

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