南朝鮮の外貨準備の内訳 保有する証券類の中身は何だ?

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日韓対立によって韓国の経済状況について日本人の関心が高まっています。特に韓国が通貨安からドボンになるのではないかという懸念もあって、韓国の外貨準備が注目されます。

韓国の08月末日時点の外貨準備の内訳

2019年09月04日、韓国銀行の公表した外貨準備は以下のようになっています。

Official foreign reserves 4,015億ドル(約43兆1,568億円)
(公式な外貨準備高)

<<内訳>>
Securities 3,710億ドル(約39兆8,784億円)
(証券類)

Deposit 197億ドル(約2兆1,175億円)
(預金)

SDRs 34億ドル(約3,655億円)
(IMFのSDR(特別引出権))

IMF position 27億ドル(2,902億円)
(IMFリザーブポジション)

Gold 48億ドル(約5,159億円)
(金)
※2019年09月23日「1ドル=107.49円」のレートで算出

⇒データ引用元:『韓国銀行』「Korea’s Official Foreign Reserves(As of the end of August 2019)」
http://www.bok.or.kr/viewer/skin/doc.html?fn=201909030149011730.hwp&rs=/webview/result/E0000634/201909

「2,550億ドル」分の証券類の正体は?

外貨準備高の内、最大のものは証券類の3,710億ドルですが、これは一体何を保有しているのでしょうか? 詳細は公表されていませんので不明なのですが、ここに不安があります。

そもそも外貨準備としてはすぐに現金化できるものを保有していなければなりません。そのためには合衆国国債など市場ニーズが高いものでないといけないはずです。

日本の場合には、アメリカ合衆国国債を保有しているといわれています。実は、合衆国の側でもどの国がどのくらいの合衆国財務省発行の証券類(United States Treasury Securities)を保有しているのかのデータを公開しています。

⇒データ引用元:『アメリカ合衆国財務省』「MAJOR FOREIGN HOLDERS OF TREASURY SECURITIES」
https://ticdata.treasury.gov/Publish/mfh.txt

これによれば、2019年07月時点で韓国は1,170億ドル分を保有していることになっています。韓国銀行の公表した07月分の外貨準備の中のsecuritiesは3,720億ドル

3,720億ドル – 1,170億ドル = 2,550億ドル

ですから、「2,550億ドル」分は合衆国国債ではないわけです。

韓国が外貨準備として保有する「2,550億ドル」分の証券類とは何でしょうか? それは、韓国が通貨安などで危機に陥ったときにスグに現金化できるものなのでしょうか?

※「SDR」「IMFポジション」については以下の記事を参照してください。
⇒参照:『Money1』「外貨準備高の基礎知識 日本と南朝鮮の外貨準備を見てみよう」
https://money1.jp/?p=2318

追記
・depositのドル金額が間違っていたので修正しました。
・depositの円換算が間違っていたので修正しました。

⇒参照:『Money1』「韓国・外貨準備のウソが露呈した日」
https://money1.jp/?p=2274

⇒参照:『Money1』「南朝鮮の経済崩壊『11年周期説』 2019年にきっとクル!?」
https://money1.jp/?p=9538

(柏ケミカル@dcp)

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