土曜日なのでちょっとほっこりする話題を一つ。
2023年06月01日、中国は「こども日」でした。日本では「端午の節句」、あるいは「男の子の日」ですが、中国では「児童節」(こどもの日)です。
2002年に、中国政府は「児童節は旧暦で05月05日」と定めました。旧暦で祝うので06月01日だったのです。
中国共産党の英語版御用新聞『Global Times』によれば、「こどもの日」の映画は「ハリウッド vs ドラえもん」になるのが通例とのこと。
↑ドラえもんは中国(簡体字)では「哆啦A梦」。台湾の繁体字では「哆啦A夢」になります。野比のび太は「野比大雄」ですから、ポスターに書かれている「大雄与」は「のび太の」です。
2023年のこども日には、『ドラえもんと空の理想郷』が最も人気を集めました。
ちなみに、今年は01日に計8本の新作映画が公開され、そのうち4本はアニメ映画。『天空の城ラピュタ』(リマスター版)も含まれています。
『ドラえもんと空の理想郷』はすでに4,400万元(約8億6,504万円)を稼いだとのこと。
『Global Times』によると、通常ドラえもんの映画は1~2億元(約19.7~39.3億円)の興行収入があるそうです。
ドラえもんの人気はすでに中国では定着しており、その人気は2世代目、3世代めと受け継がれきています。「みんなが知っている」ようになったコンテンツは強いです。
ドラえもんはこの先も中国で愛され続けるでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)