福島処理水の放出について、韓国内はいまだゴタついています。
大きな水害があったので、メディアはそちらの方を向いており、先にご紹介したとおり洪準杓(ホン・ジュンピョ)市長が「水害の最中ゴルフに行ってやがった」と槍玉に挙げられたりしています。
しかし、福島処理水の件がスルーされたわけではありません。日本を貶めたいために科学的に誤った主張をし続けています。「『IAEA』のグロッシー事務局長が日本から100万ユーロの賄賂をもらった」などという何の根拠もない主張を行い、なんら恥じることがないのが韓国という国の左派・進歩系市民団体です。
韓国政府は、無知蒙昧な韓国の皆さんをなだめるために、『IAEA』が日本に解説した常設事務所に「専門家」を派遣することを計画しています。
これは、日本の岸田文雄と韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領による先の会談の「後続措置」とされています。
韓国側は日本に「リアルタイムで福島処理水の放出状況を点検させろ」と要求し、岸田文雄が承諾したものと見られます(首脳会談は2023年07月12日(現地時間)リトアニアで実施)。
もっとも韓国人の事務所参加については、あくまでも『IAEA』が受け入れるかどうかにかかっています。
07月08日に行われた韓国における説明会で、グロッシー事務局長は「韓国人が来ても出身国を代表するのではなく、国際機関である『IAEA』のメンバーとしての中立性を守らなければならない」とすでに釘を刺しています。
世界一の反日国家・韓国の人にそんなことができるかどうか怪しいところです。また、グロッシー事務総長も実際に韓国で説明会を開催したことで「韓国の異常な反日性向」について骨身に染みて理解したはずです。
本来であれば、『IAEA』にも迷惑をかけないように、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の要求など一蹴してしかるべきですが、岸田文雄は受け入れた模様で、韓国政府は「専門家」を送る方向で動き出しています。
2023年07月20日の韓国外交部の定例記者ブリーフィングで以下のようなQ&Aがありました。
<質問>
『IAEA』福島事務所に韓国人専門家が派遣されるというような見通しが出ていますが、この問題が日韓局長級協議で議論されるのか知りたいです。そして、日韓局長級協議が早期に開かれるのか教えてください。
(『メディアペン』キム・ソジョン記者)<回答>
日韓首脳会談のフォローアップ措置などを議論するために、局長級会議を近いうちに開催する案を調整中です。具体的な内容が確定次第、改めてお知らせします。今回の局長級会議では、首脳会談で議論された事項を含め、科学的な安全性だけでなく、韓国国民が安心できるように高い信頼と透明性を確保するためのさまざまな方策を協議する予定です。関連するニュースがあればお知らせします。
それ以上のご質問がなければ、本日のブリーフィングを終わります。ありがとうございました。
以上。
この「韓国人の専門家」がどのような人物なのかは不明ですし、まだ『IAEA』が受け入れるのかどうかも分かりませんが、少なくとも韓国外交部は一切否定しておりません。
つまり、岸田文雄には話が通っていることを示唆しています。
『メイデー』で有名なセリフにこういうのがあるのです。
「あのバカ来やがった」
(吉田ハンチング@dcp)