日本メディアでも大きめに報じられているので、読者の皆さまもご存じのことでしょうが、「第15回 BRICSサミット」が開催されました(08月22~24日)。
B:Brazil(ブラジル)
R:Russia(ロシア)
I:India(インド)
C:China(中国)
S:South Africa(南アフリカ)
5カ国の首脳がそろうはずだったのですが、不法にもウクライナに攻め込んだロシアのプーチン大統領はさすがに欠席。代わりにラブロフ外相が出席しました。
プーチン大統領には『ICC』(国際刑事裁判所)が逮捕状を出していますので、のこのこ南アフリカまで出張していたら現地で逮捕される可能性がありました(もちろん南アフリカが「うちが迷惑するので来ないでくれ」と要請したに違いありません)。
上掲のとおり、習近平総書記も首脳会議に出席し「発展のための団結と協力、責任を果たす勇気、平和の推進」と一席ぶちました。
しかし、面白いことにビジネスフォーラムには一切参加せず。王文濤商務部長が代理を務めましたが、閉会式でも「習近平がいねえ」な状態でした。
閉会式において習近平総書記が演説する予定――と伝わっていたので、「習近平はどこへ行った?」となりました。
中国の外交部、またメディアは「ばっくれた」ことについては一切触れていませんが、自由主義陣営国のメディアでは「?」と伝えています。「なぜなのか」は明らかになっていません。
(吉田ハンチング@dcp)