中国の産業スパイまた逮捕 今度は「モンサント」のプログラム

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2019年11月21日、アメリカ合衆国 司法省は、『モンサント』とその子会社『クライメート・コーポレーション』に2008-2017年勤務したHaitao Xiang(42歳)を企業秘密窃盗容疑で起訴しました。

『モンサント』という企業は遺伝子組み換え作物の開発で有名な企業。『モンサント』『クライメート・コーポレーション』は、合衆国の農業主向けにオンライン農業ソフトウェアプラットフォームの開発を行っていたのですが、Xiangはこの機密を盗み出し中国へ渡そうとしたとのこと。中国への片道航空券を購入し、入手したアルゴリスムを持っていたところを空港で逮捕されました。

以前もご紹介したとおり、中国人・中国企業による知的財産の窃盗に対して合衆国は厳しい目を向けています。日本ではあまり報道されませんが、ファーウェイだけがマークされているわけではないのです。

⇒参照:『THE UNITED STATES DEPARTMENT OF JUSTICE』「Chinese National Who Worked at Monsanto Indicted on Economic Espionage Charges」
https://www.justice.gov/opa/pr/chinese-national-who-worked-monsanto-indicted-economic-espionage-charges

(柏ケミカル@dcp)

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