韓国「今度は秋美愛」検察改革をテーマにした「なろう小説」出版

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日本でも「疑惑のタマネギ男」として知られている曹国(チョ・グク)元法務部長が、2023年11月09日、文在寅さんの『平山書店』でサイン会を開催。


↑曹国(チョ・グク)さんの『正義の女神の涙』。文在寅さんの『平山書店』では2023年09~10月売れ行きランキング第1位を記録したとのこと

韓国最大野党『共に民主党』の重鎮・宋永吉(ソン・ヨンギル)さんも『宋永吉の宣戦布告』という本を出版し、出版記念イベントを開催。その場で、韓東勳(ハン・ドンフン)法務部長官に対して「なんだ、あの若造は」という発言をしたのは、Money1でも先にご紹介したとおりです。

韓国の老害「韓東勳は生意気だ。水筒を頭にぶつけてやる」
韓国の若大将こと韓東勳(ハン・ドンフン)法務部長官は国民からの人気も高く、与党サイドでは「来る総選挙に出馬すべき」という声も上がっています。↑やっぱり月亭方正似の韓東勳(ハン・ドンフン)長官。若大将本人は「法務部長としての役割を果たすだけだ...

今度は、秋美愛(チュ・ミエ)さんです。

韓国ウォッチャーでなければ「誰それ?」と思われるかもしれませんが、文在寅政権下で法務部長官を務め、無理筋で検察総長だった尹錫悦(ユン・ソギョル)さんを追い詰めた人です。


↑尹錫悦(ユン・ソギョル)さんが検察総長だったころの状況。

尹錫悦(ユン・ソギョル)さんから反撃され、また国民からも不興を買い、最後は文在寅大統領から引導を渡されて更迭されました。この辞め方が今でも腹立たしいらしく、Money1でもご紹介したとおり、尹錫悦(ユン・ソギョル)政権が成立した後になって「実は大統領府の方から辞めるように言い渡された」と暴露しています。

その秋美愛(チュ・ミエ)さんが本を出すことになったのです。曹国(チョ・グク)さんのエッセイや、宋永吉(ソン・ヨンギル)さんの床屋政談みたいな本ではなく、秋美愛(チュ・ミエ)さんは小説です。

ただし、検察改革をテーマにしたという、極めて生臭いフィクションとなっています。

秋美愛(チュ・ミエ)さん自身は、「絶頂に達する国民の怒りと時代の召命をろうそく集会で明らかにした主人公が長編小説に登場します」「完成させようとした検察改革の物語が、火種を再活性化し、時代の闇を明るく照らし、望まれる民主主義の未来が爽快に描かれた小説」とその内容を説明しています。


↑秋美愛(チュ・ミエ)さんの本と出版記念会の告知用ポスター。

「それはあんたの気持ちじゃないのか」というような話で、一種の「なろう小説」といえるかもしれません。2023年11月30日には、国会図書館の大講堂で出版記念会を開くとのこと。

2024年04月に行われる総選挙に向けて、左派・進歩系の皆さんによる出版が相次いでいます。文在寅さんの『平山書店』の影響かもしれません。

(吉田ハンチング@dcp)

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