韓国「今から5兆かけて赤字路線を建設する」

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2026年02月06日、韓国の大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんは、「南部内陸鉄道」の着工式に出席しました。


↑着工式の様子。남부내륙철도 착공식(南部内陸鉄道 着工式)、대한민국의 경제지도를 바꾸다!(大韓民国の経済地図を変える!)、시간의 벽을 깨는 혁신,서울·거제 2시간대 실현(時間の壁を打ち破る革新、ソウル・巨済 2時間台の実現)、대한민국 청와대(大韓民国 青瓦台)と書いてあります。

「南部内陸鉄道」というのは、以下の図のオレンジのラインです。

慶尚南道の巨済から固城郡を経て慶尚北道の金泉までを結びます。金泉で既存の高速鉄道KTXと接続します。

南部内陸鉄道が完成すると、南の端の巨済~ソウルが約2時間50分で結ぶことができます。現在は4時間を超えていますから、これは大きな時間短縮になります。

政府目標は2030年に全線開通で、総事業費は約5兆~5.5兆ウォン――とされています。

この南部内陸鉄道のプロジェクトが国家プロジェクトとして企画政府が公式に立ち上げたのは、2019年01月29日です。つまり文在寅政権下でのことで、しかも「予備妥当性調査を免除する」という政治判断が使われて、国家プロジェクトになったのです。

どこかで聞いた話ですね。


↑加徳島国際空港も文在寅が「予算妥当性調査」を鶴の一声ですっ飛ばして推進させました。

そうです。あの加徳島国際空港と同じです。

採算性がない」の点も共通しています。

南部内陸鉄道は、当初から「採算性(経済性)に乏しい」と評価されていたプロジェクトです。

なぜ「採算性に乏しい」と評価されたのか――理由は簡単です。

・沿線人口が少ない
・通勤需要が弱い
・観光・産業需要は点在的
(はっきり言えばないです)
・建設費が高い
(内陸部なので山岳・トンネルが多くなる)

――は簡単です。

公式に最終数値が広く公表されたわけではありませんが、政府・学界・報道で一貫している評価は、

B/C(コストとベネフィットの比)= 1未満

――です。早い話が「通常の国家鉄道事業の採択基準を下回る」のです。

ですから、造るだけ無駄になり、維持するのが難しくなる案件なのです(赤字路線になるのですから)。

文在寅が採算性評価をすっ飛ばして国家プロジェクトにした「無駄になる鉄道」が、李在明(イ・ジェミョン)さんが着工式にこぎ着けました。

韓国のことなので知ったことではありませんが、これから急速に人口が減少していく韓国で今から「赤字路線」を造るのです。

香ばしい国だなあ――と思われないでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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