韓国通貨「ウォン」の安値トレンドの継続が途切れるのかが注目されていますが、2020年02月27日(木)が締まりました。ドルウォンチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
上掲はローソク足1本が1日の値動きを示す「日足」ですが、上下に長いヒゲを持ち実体部分の小さな「コマ足」となりました。つまり、上下に激しく動いた割には始値と終値の差がほとんどなく、方向感の定まらない日だったわけです。
始値「1ドル=1,212.80ウォン」で終値「1ドル=1,212.32ウォン」ですから、なんと「0.48ウォン」という薄ーいウォン高進行で決着。戦い済んで夜が明けてほとんど戦線は動かなかったという(笑)、売り手も買い手も疲労困憊の日ではなかったでしょうか。
ローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」で、27日(木)のプライスアクションを見ると以下のようになります。
夜半の状況をご報告したときよりもさらにウォン高方向へ進行し、一時はおよそ「1ドル=1,206ウォン」まで達しましたが、そこで急激に反転してほぼ始値までウォン安が進んだのです。なんというか、見てるだけでも疲れるチャートですが、売買で参加していた方はさぞうんざりしたことでしょう。ただ上下動は激しかったので儲けるチャンスは多かったかもしれません。
というわけで、3日続けてのウォン高進行となったわけです。本日02月28日(金)は02月最終週の〆日です。間もなく韓国時間が始まりますが、果たしてどんな結末が待っているでしょうか!?
また随時記事を作成し、ドルウォンチャートの状況をご紹介いたします。
追記
誠に申し訳ありません。28日(金)初動を飛ばしてしまいました。
韓国時間がすでに終了した28日15:34現在(日本時間)のドルウォンの状況を以下にまとめました。韓国は株安と通貨安がペアなので、株式と為替両方とも安値進行なのですが、とにかく28日は「KOSPI」に激震が走っています。なんと一気に「2,000割れ」です。
以下の記事も本記事に併せてお読み頂ければ幸いです。
(柏ケミカル@dcp)