中韓首脳「3分会談」になった理由。中国側の説明はコレ

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韓国の外交部も粘ったのでしょうが、結局、「APECを期に中韓首脳会談を実現する」ことはできませんでした。

セッション1前の会場で3分間、中国の習近平総書記と韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が話せたのが全てでした。

本件についてよほど悔しかったのか、2023年11月20日、韓国メディアは中国外交部の定例記者ブリーフィングで「なぜだ?」と質問をぶつけています。以下がその問答です。

『聯合ニュース』記者:
最初の質問は、サンフランシスコで中韓首脳会談が行われなかったことです。外務省はその理由を教えていただけますか?

次に、日本の外務大臣が25日から26日にかけて韓国を訪問し、日中韓外相会談に出席します。王毅部長は同会議に出席するのか。

毛寧:
最初の質問については、習近平主席と尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領はAPEC首脳非公式会議のかたわら、短い時間交流しました。

首脳が多国間の国際的な場で二国間交流を行うのは一般的なことですが、その形はさまざまです。

2つ目の質問については、中国は日中韓外相会談に前向きな姿勢で臨んでおり、関連ニュースは追って発表します。

⇒参照・引用元:『中国 外交部』公式サイト「2023年11月20日外交部发言人毛宁主持例行记者会」

3分間ですので(3~4分間と書く韓国メディアもあります)とても会談と呼べるようなものではなく、そのため毛寧報道官も「交流しました」と述べています。「おたくとはこんなものでイイでしょ」という、取り付く島もない回答でした。

韓国がご執心の日中韓外相会談の方も、「前向きです」とはいうものの、鉄砲玉・王毅外相が出席するかどうかについては濁しています。王毅さんが来ないとそもそも「外相会談」にはなりません。看板を付け替える必要があるので、韓国にとっては憂鬱な回答です。

韓国の外交部は、11月末までに釜山で日中韓外相会談を開催すると言い続けてきましたので、できなければ面目丸つぶれになります。

(吉田ハンチング@dcp)

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