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中国企業「アフリカでも賃金不払い」 現地労働者がAK-47を持ち出したらスグ払った――という話

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読者の皆さまもご存じのとおり、中国の国内では「給料不払い」に対する抗議活動が頻発しています。

↑『中国建筑第三工程局』の賃金未払に対して労働者が抗議している様子(2024年02月29日)。

急転直下不景気に陥った建設業に従事する労働者のみならず、例えば厦門アモイの『翔鹭化纤(化繊)』といった繊維産業(02月28日)、急遽閉山となった河南省鄭州市の国有炭鉱会社などで賃金不払いへの抗議活動が行われています(02月29日)。

広い中国全土のあちこちで「賃金不払いへの抗議活動」が発生しているのです。実は、中国企業は外国でも現地の労働者の賃金をとどこおらせています。

アフリカのギニアで労働者の抗議活動に見舞われた――という情報がネット上に拡散しました。

ギニアで『中国建筑第五工程局』が鉄道建設プロジェクトで現地の労働者を雇用していたのですが、その賃金を滞納。2024年03月22日、建設労働者が抗議活動を行いました(以下がその模様の動画)。

ご注目いただきたいのは、動画右端に見切れている中国語(簡体字)で書かれたスローガンです。

农民工要血汗钱

と書いてあります。簡体字ですが「血汗钱(銭)」と読めますので、なんとなく意味は分かりますね。「出稼ぎ労働者は、苦労して稼いだお金が欲しい」です。

中国企業は海外でも同じことをし、同じように抗議活動を起こされているのです。

傑作なのは、賃金支払い要求を追求するために現地労働者の皆さんがAK-47自動小銃を持ち出したところ、『中国建筑第五工程局』はスグに給料を支払った――という話が出ている点です。

中国企業というのは、どうも銃をちらつかせないと給料を支払わないようです。

(吉田ハンチング@dcp)

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