2020年02月04日(火)、韓国通貨「ウォン」の高安動向です。04日はまだ締まっていませんが22:25現在(日本時間)、ドルウォンチャ-トは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
現在終値が「1ドル=1,186.35ウォン」と「1,190ウォン」を下(ウォン高方向)に割られています。買いが強力でじわじわとウォン高方向へ進行中です。これを週足で見ると以下のようになります。
01月最終週に作った赤色の陽線の上昇分を、02月03日からの緑色の陰線がじわじわと侵食していっている状況です。これにフィボナッチ・リトレースメントを当てたものが以下になります。
天底から天井までの値の「23.6%戻し」のラインは22:25現在すでに突破されていますが、ここから下落した(チャートで下方向に向かう)としても、「38.2%」でまた上昇する(チャートで上方向に向かう)なんてことはよくある話。株式やFXの取引をされる方ならよくご存じの、いわゆる「押し目買い」のポイントだからです。ただ、筆者個人の意見ですが、上昇(ウォン安)が継続されるにしては「ツノ」はあまりよくないサインです。
「1ドル=1、185.63ウォン」でこの下落(ウォン高方向への動き)が止まれば、上昇(ウォン安方向への動き)も期待できるのですが(悲観的な人間ですみません)。ともあれ、本日もアメリカ時間が始まります。何か動きがあればお伝えします。
追記
04日はとにかく猛烈な下り(ウォン高進行)でしたが底を打ち決着しました。また、さすがに05日は反騰となっています。以下に05日(水)11:47現在のドルウォンチャートの状況をまとめました。併せて読んでいただければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
(柏ケミカル@dcp)