韓国の『与信金融協会』が驚くようなデータを公表しました。
カードローン残高(9つのカード会社合計)
2024年03月末時点:39兆4,821億ウォン
2024年第1四半期にカードローンの残高が約40兆ウォンに達したのです。
2023年第1四半期から2.6兆ウォンも増えています。2022年第1四半期 ⇒ 2023年第1四半期の増加額は「8,618億ウォン」でしたから、カードローンの増加額は3倍になりました。
無茶苦茶です。韓国の皆さんは「お金を借り倒している」といっていいでしょう。
銀行融資ではないのです。カードローンですので、7つの専業カード会社の貸出金利は平均で14.26%(04月平均金利)あります。
これは、銀行(第1金融圏に加えて第2金融圏も)が融資を絞っていることが背景にあります。
先にご紹介したとおり、信用スコアが高くてもお金を貸さなくなっています。そのため、低所得者、信用スコアの低い人たちが「ならば」と代替手段を求めていカートローンや高利貸しに向かっているのです。
金利の高いところで借りれば借りるほど、利払いの額が増加し、破綻する可能性が上がります。
韓国は大変な不景気ですが、高金利であるにも関わらず借金を積み上げています。しかも「低所得な脆弱層が」です。
極めてダメっぽくなってきました。
(吉田ハンチング@dcp)