中国政府「このような個別の事件が日中両国の交流と協力に影響を与えることはないと信じています」

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中国政府が、10歳の日本人少年が中国人に惨殺されたヘイトクライムに対して「このような個別の事件」と言い放ちました。

2024年09月19日に行われた中国外交部の定例記者ブリーフィングから以下に引用します。

『共同通信社』記者:
本日、日本の駐広州総領事館が発表した情報によると、昨日深センで刺された少年が亡くなりました。中国政府はこの件をどのように捉えていますか? 加害者の動機は何ですか?
(『Bloomberg』記者も質問)

林剣:
このような不幸な事件が発生したことについて、中方は遺憾と痛みを感じています。

少年が亡くなったことに対して哀悼の意を表し、ご家族にお見舞いを申し上げます。

この少年は日本国籍であり、両親はそれぞれ日本人と中国人です。少年が襲撃された後、すぐに病院に運ばれ、広東省当局が医学専門家を手配し、全力で救命処置を行いました。

中国側は、遺族に対して必要な支援を提供します。現在、事件は引き続き調査中であり、中国の関係当局が法律に基づいて対応します。

『日本経済新聞』記者:
今年06月、蘇州で日本の幼児が無差別に刃物で襲撃される事件が発生し、報道官は当時それを偶発的な事件だと述べていました。今回の事件も同じく偶発的な事件ですか?(トルコの『アナドル通信社』記者も質問)

林剣:
現時点で把握している情報によれば、今回の事件も個別のケースです。

このような事件はどの国でも起こり得ます。

このような不幸な事件が発生したことに対し、再度遺憾と痛みを感じています。

中国は法治国家であり、違法な暴力行為を絶対に許さず、法に基づいて事件を調査し、犯罪者を処罰します。中国側はこれまでも、そしてこれからも、在中国の全ての外国人市民の安全を確保するための効果的な措置を取ります。

『日本経済新聞記者』:
短期間に中国で2件の日本人児童が刃物で襲われる事件が発生し、日本国内では大きな驚きと反響を呼んでいます。この事件が日中関係に与える影響をどのように捉えていますか?

林剣:
先ほど申し上げたように、これは個別の事件です。日中双方はこの事件について引き続きコミュニケーションを保っています。

私たちは、引き続き日本を含む各国の人々が中国に来て観光、学習、ビジネス、生活することを歓迎し、在中国の外国市民の安全を確保するための効果的な措置を取り続けます。

われわれは、このような個別の事件が日中両国の交流と協力に影響を与えることはないと信じています。

⇒参照・引用元:『中国 外交部』公式サイト「2024年9月19日外交部发言人林剑主持例行记者会」

「このような個別の事件が日中両国の交流と協力に影響を与えることはないと信じています」だそうです。

何の罪もない10歳の少年を刺し殺しておいて、この言いようです。はっきり言えば日本はなめられているのです。

何の罪もない10歳の日本人少年が殺されても日本は「中国と友好関係を続けると信じられている」のですから。自国民が殺されたら怒って当然です。

蘇州の日本人学校の生徒襲撃という前例があり、これは日本人に対するヘイトクライムと認識するべきです。外務大臣や外務省は「これは中国人によるヘイトクライムと認識する」と世界に対して宣言すべき事案です。

(吉田ハンチング@dcp)

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