2024年10月10日、ラオスの首都ビエンチャンでASEAN首脳会議が開催され、「+3」ということで、日本の石破茂首相、韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領、また中国の李強首相も参加しています。
上掲のとおり、石破茂首相と尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の初顔合わせとなりました。尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領はいつもの「破顔一笑」ですが、石破さんは「しんねり」な顔です(こういうところも駄目)。
石破さんの場合には、来る衆議院議員選挙の結果によっては、総裁の場から転落する可能性もあり、そうすると首相の座からも転げ落ちます。本来であればラオスで会議を行っている場合ではないと心が休まらないのかもしれません。
もしかしたら石破さんにとっては、これが尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領との最後の首脳会談かもしれませんね。
一方の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の方は(ちょっと)攻めています。ASEAN首脳会議に臨む前の09日、シンガポールにおいて演説を行い、韓国-中国の関係について、
「相互尊重と国際ルールに基づき、共通の利益を追求する関係を構築している」
「いかなる問題が発生しても、誤解や偏見、または間接的な情報に頼らず、率直な対話をすぐに行うべきだ」
「必要に応じて高官レベルでの開かれた対話を速やかに行うことが、対立や危機を効果的に管理する方法だ」
と述べています。「韓中関係は対立することもあるかもしれないけど、そこは国際ルール準拠、対話重視でひとつヨロシク!」みたいな発言で、予防線を張ったようにも見えます。
国際ルールは守らないし、対話ではなく「押し付け」「説教」しかしないから中国なのですが……そこは大丈夫でしょうか。そもそも韓国はずーっと中国の属国をやってきた朝鮮半島にできた国です。ガラをかわしながら進んでいくしかありません。
尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は、中国に飲み込まれることなく、なんとか韓国を自由主義陣営国にとどまれるよう努力していますが、韓国民の皆さんにはさっぱり響かないようです。
韓国が危なくなっているというのに、李在明(イ・ジェミョン)さんのような人物が圧倒的に支持されているというのは「危機感のなさ」の表れです。
ひと言でいえば「ばかだねえ」ですが、まあ、韓国の皆さんが決めることなので、日本人の知ったことではありせん。中国共産党に手綱をもたれるということが何をもたらすのか、全く分かっていないようです。気付いたときは「もう遅い」のですけれども。
(吉田ハンチング@dcp)