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ゴールドマン・サックス「韓国の2025年のGDP成長率は2.0%を割る!」1.8%予測。

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韓国の経済成長については厳しい見方が出ています。

Money1でも先にご紹介したとおり、『IMF』(International Monetary Fundの略:国際通貨基金)はさらっと2025年のGDP成長率の予測を0.3%下げて、「2.2%」に下方修正しました。

【IMFは警告する】韓国のGDP成長率をまた下方修正! 2.5% ⇒ 2.2%
2024年11月20日、Money1でもご紹介していた「『IMF』と韓国の第4条協議に関する議論」が終了しました以下が『IMF』が同日出したプレスリリースです。韓国メディアは最初の「韓国経済は、世界的な衝撃に対して目覚ましい回復力を示してき...

2022年11月26日、『ゴールドマン・サックス』がソウル支店で「2025年韓国マクロ経済展望」を開催しました。

同社専務でアジア担当選任エコノミストのクォン・グフン専務は、2025年の韓国のGDP成長率を「1.8%」とする予測を披露しました。

上記のとおり『IMF』は予測を2.2%に下方修正したのですが、それよりもさらに低い、2.0%を割る予測です。直近予測より0.4%下げました。

クォンさんは、この「読み」の理由を――、

「今年後半から輸出の減速が始まり、さらにアメリカの貿易政策の不確実性が高まったことで、企業が投資のタイミングを決めるのが難しくなっている」

「成長率見通しの下方修正幅のうち、0.3%ポイントは輸出と投資の不振によるものだ」

――と説明しました。

来年のこともそうですが、今年のGDP成長率の決着についても、どの投資系金融機関は以下のように軒並み下方修正しています。

「2024年の韓国のGDP成長率」予測
『JPモルガン』:2.7%2.2%
『バークレイズ』:2.6%2.3%
『ゴールドマン・サックス』:2.3%2.1%
『HSBC』:2.4%2.3%
『野村』:2.5%2.2%
『バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ』:2.5%でステイ
『シティ』:2.3%でステイ
『UBS』:2.3%でステイ

Money1でご紹介してきたとおり、韓国の夏は終わりました。

これからゼロ成長の時代に向かって進んでいき、やがてマイナス成長に突入します。2.0%割れは韓国の皆さんにとってショックかもしれませんが、当然の帰結です。

また、先にご紹介したとおり、『韓国銀行』の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は「韓国はすでに低成長の時代に入ったと私は思う」と明言しています。このように言えるところも、李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁が信用できる理由です。

(吉田ハンチング@dcp)

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