2025年07月07日、『日本自動車輸入組合』から「輸入車新規登録台数(速報) 」が公表されました。
日本市場に再上陸した韓国『現代自動車』と中国『BYD』の成績を見てみましょう。両社とも日本に自動車工場を有していませんので、新車の販売台数は輸入登録台数に捉えられているはずです。
2025年06月は以下のようになりました。まず『現代自動車』。
2025年06月 『現代自動車』
新規登録台数:130台
対前年同期比:500.0%
シェア:0.38%2025年01~06月累計
新規登録台数:438台
対前年同期比:127.7%
シェア:0.25%⇒参照・引用元:『日本自動車輸入組合』公式サイト「輸入車新規登録台数(速報) 」
当月は130台と3桁を達成。対前年同期比で5倍の売れ行きです。日本市場に投入された「インスター」(韓国名:キャスパー)が効いたのかもしれません。
もっとも『Lamborghini(ランボルギーニ)』(06月:143台)よりも人気はありません。
中国の電気自動車メーカー『BYD』は、以下のようになっています。
2025年06月 『BYD』
新規登録台数:514台
対前年同期比:345.0%
シェア:1.49%2025年01~06月累計
新規登録台数:1,709台
対前年同期比:157.7%
シェア:0.98%
『BYD』は「06月:514台」ですので、『現代自動車』130台の約4.0倍売れています。注目したいのはシェアです。
01~06月累計で『BYD』のシェアは「0.98%」。上半期は到達できませんでしたが、間もなく『BYD』のシェアは1%になろうとしているのです。
『現代自動車』は01~06月累計で「0.25%」しかありません。
韓国自動車メーカーとしては、失った中国市場の代わりにどこかで売上を増加しなければなりませんので、日本市場――ということなのですが、その戦略はうまくいっていません。
(吉田ハンチング@dcp)







