とうとう韓国の大統領にまで成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんが国内向け人気取りのパフォーマンスを続けています。
先にご紹介した、大統領室が公表した「前尹錫悦(ユン・ソギョル)政権の産業通商資源部・環境部の部長(長官)を激しく叱責した」なんて話もただの政治ショーです。
今度は「国民に対する謝罪」ときました。
以下は、2025年07月17日に韓国の大統領室が出したプレスリリースです。
国民の皆さまにご報告申し上げます。
国家が存在する最も根本的な理由は、国民の生命と安全を守るためです。
しかし、国民が危機に直面したとき、最も先に手を差し伸べるべき国家は、あまりにも多くの瞬間において、そこにあるべき場所にいませんでした。
4・16 セウォル号惨事、10・29 梨泰院惨事、7・15 五松地下車道惨事、12・29 旅客機惨事まで。
予防できた事故が繰り返され、避けられたはずの悲劇の前に無力でした。死ななくてもよかった人々が亡くなり、傷つかなくてもよかった人々が傷つきました。
限りなく重い責任を感じています。
どのような言葉も慰めにはなり得ないことを承知していますが、国家の最高責任者として、政府を代表し、頭を下げて深くお詫び申し上げました。
二度と国家の放任と不在によって、理不尽な犠牲が発生しないようにいたします。
胸を引き裂くような思いと計り知れない苦しみを背負って生きる遺族の方々に、国家が再び背を向けることは、李在明(イ・ジェミョン)政府において決してありません。
304、159、14、179。
それぞれの名前と夢を胸に散っていった656の宇宙。
心に刻みます。決して忘れません。
セウォル号事件から2024年末に起こった飛行機事故まで、まとめて謝罪しました。

179人が犠牲となった『済州航空』の飛行機事故など、何が原因かもまだ分かっていないというのに、まとめて謝罪しました。
確かにコンクリで基礎を固めたローカライザーを設置したのは、国土交通部がずさんだった――と指摘されています。これは確かにそうでしょう。
しかし、なぜエンジンが2機とも止まったのか、なぜ胴体着陸しかできなかったのか、このときコクピットでは何が起きていたのかなど、事故の根本的な疑問はいまだに不明です。
しかし「謝っちまえ!」――なのです。
このいい加減な態度こそ、李在明(イ・ジェミョン)のケンチャナヨ精神の表れであり、このような謝罪が政治ショーに過ぎないことを如実に示しています。
「李在明(イ・ジェミョン)政府において決してありません」などと言っていますが、果たしてそうでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)







