アメリカ合衆国がまた韓国に対する「カツアゲ」の圧迫を始めました。
韓国が「合衆国が要求するだけのお金」を出す契約にサインしないからです。
(これは韓国の主張)
(韓国政府は韓国が出すのは5%に過ぎないと主張)
合衆国に対する直接投資:1,500億ドル
合衆国から燃料を購入する:1,000億ドル
小計:6,000億ドル

合衆国のホワイトハウスからなんらFactSheetが出ないことに対して、これまで韓国の大統領室は「合意書などを作るまでもない素晴らしい合意だったから」――と主張してきました。
いつまでたっても韓国側が事を動かさないので、合衆国側が焦れたものと思われます。
合衆国メディア『CNBC』のインタビューに商務省のラトニック長官(食わせ者です)が出演し、韓国に対する「カツアゲ」の現状を述べました。
↑YouTube『CNBC Television』チャンネル「Watch CNBC’s full interview with U.S. Commerce Secretary Howard Lutnick」
ラトニック商務長官は、
「李在明大統領をホワイトハウスに招請したときに通商関連の話が出なかったのは、協定文に署名しなかったためです」
「われわれは韓国と取引をしましたが、彼らが協定に署名するか見守らなければなりません。日本は書類作業を完了しました」
「大統領と握手することと、実際に書類に署名することはまったく異なります」
「悪魔は細部に宿る(the devil is in the details)という言葉があります」
「韓国人はその合意を受け入れるか、関税を支払うかのどちらかです。
白黒はっきりしています。
関税を支払うか、合意を受け入れるかです」
――と述べています。
「投資」という一見ビジネスに見える言葉でラッピングされていますが、覇権国家による「カツアゲ」でただの「弱い者いじめ」です。
これが通るのですから、これまでの秩序など「もうない」のです。

合衆国は自分がつくってきた秩序を自分で壊しました。しかもカツアゲで同盟国が困っているのを見てニヤニヤしています。

↑繰り返しますがこのラトニックというオッサンは食わせ者です。
日本人は合衆国・世界に対する認識をあらためるべきです。大笑いなことに「露骨な帝国主義が表に見える世界」がまた到来したのです。
実際は「韓国にはそんなお金はありません」ですが、韓国が合衆国のカツアゲに抵抗していることはむしろ称賛に値するかもしれません。
ただただ諦めて泣きながらサインするのと抵抗するのはまったく違うことです。
(吉田ハンチング@dcp)






