「だましやすい人、だまされたと知っても抵抗できなさそうな人を探しては、容赦なく利用する。そうした韓国人の感覚には今も正直、呆れてしまう」

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韓国は詐欺の発生件数が異常に多い国で、しばしば「詐欺天国」などといわれます。

韓国の警察庁は2025年02月05日、「2024年第4四半期の犯罪件数」についてのデータを公表しています。韓国の2024年の詐欺事件発生件数は「42万9,949件」となりました。

2024年はほとんど43万件で、直近4年間の詐欺事件の発生件数の推移は以下のようになっています。


⇒データ出典:『韓国 警察庁』

2024年時点での、日本と韓国の詐欺事件の発生件数(1万人当たり)を比較すると、

韓国:83.9件
日本:4.59件

日本の数字は警察庁が2025年02月06日に公表した「2024年の犯罪情勢統計」および総務省「住民基本台帳」から計算。

――となります。

韓国は日本と比較して、詐欺件数が約18.3倍発生していることになります。

なぜここまで韓国で詐欺事件が多発するのでしょうか。

「詐欺」という言葉の使われ方がそもそも日本と韓国では違い、あれも「詐欺」、これも「詐欺」と、韓国では日常的な詐欺があふれているのです。

豊璋先生の著作から、日韓の詐欺について指摘した箇所を以下に引用します。

(前略)
一応解説しておきたいのだが、「詐欺」や「詐欺師」という言葉には、日本と韓国の間で文化的な差異がある。

日本で「詐欺」「詐欺師」というと相当計画的かつ大がかりで巨額の犯罪を言う印象を受けるが、韓国では、自分が主体的「損した」と感じた相手に対しては、わずかな額だろうと総じて「詐欺師」と呼ぶことが多い。

つまり、日常的に、軽い意味でも使うということだ。

ちょっとお釣りの計算を間違えて少なく出しても、いつもより盛り付けや量が少なくても詐欺だし、投資で損をしても買った車が故障しても詐欺、時には自分が間違えて買っただけなのに、勝手に逆上して相手を詐欺師呼ばわりすることもある。

私は、だから韓国における詐欺をそれほど大げさに見なくていい、と言いたいわけではない。

個別のケースでは、一口に詐欺と言ってもどのくらいのレベルの話なのかは見極めなければならないが、ここで知っておいたほうがいいのは、「詐欺師マインド」とでも呼ぶべき考え方の浸透具合である。

(中略)

韓国に来て、これほどまでにあちこちから「詐欺」という言葉を聞く機会が多いとは思わなかった。

だましやすい人、だまされたと知っても抵抗できなさそうな人を探しては、容赦なく利用していく。そうした韓国人の感覚には、今も正直、呆れてしまう。

(中略)

日韓で自営業者、小規模経営者として生きてきた私の感覚をあえて数字にするなら、日本ビジネスでの「詐欺師率」が1000人に1人くらいの確率だとすれば、韓国のそれは10人に1人くらいの感覚で出会ってしまう。

よく「韓国人は息を吐くようにウソを付く」「ウソも100回つけば真実になる」という声を聞くことがある。

これはさすがに言いすぎだろうという指摘もあるだろうが、私の体験上はあながち外れていない。

本当は「10人に1人」でもリップサービスしているつもりだ。

タクシー運転手の「9割が詐欺師」とまでは言わないにせよ、個人的には2人に1人といってしまってもいいくらいの感覚だ。
(後略)

⇒引用元:『朝鮮学校卒・在日3世、ソウル在住13年 それでも韓国に住みますか』著:豊璋,ワック株式会社,2023年03月25日 初版発行,pp112-114

豊璋先生はソウルに住み、日韓間のビジネスを行ってきた方です。

実際に大金を失うなど、つらい経験もされましたが、同書「おわりに」で、「(前略)この本をお読みになって、私のように考えている在日がいることを日本人の読者が少しでも理解していただければ幸いです(後略)」と書いていらっしゃいます。

(吉田ハンチング@dcp)

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