2025年09月25日、『韓国銀行』が2025年第2四半期の金融安定報告書を公表しました。
この中に企業の経営状況がひどいことになっていることを示すデータがあります。以下をご覧ください。
⇒参照・引用元:『韓国銀行』「金融安定状況(2025年09月)」
いわゆる「限界企業」画像かしており、しかも限界企業から回復するのが困難になっている――ことを表しています。
韓国でいう「限界企業(한계기업)」は、利子補償倍率(Interest Coverage Ratio, ICR=営業利益/利子費用)が3年連続で1未満の企業を指す、というのが『韓国銀行』の定義です。
利子補償倍率(ICR)というのは、「営業利益 ÷ 総利子費用」で計算し、ICRが1未満は「稼いだ営業利益で利払いを賄えない」状態を意味します。
上掲のとおり、「稼いだ営業利益で利払いを賄えない」状態が3年以上続いている企業の割合が44.8%まで上昇しています。
しかも、前年限界企業だったのが「回復した企業」の率は「12.8%」まで低下しました。
経営が限界に達する企業が増加し、限界企業入り後の回復もさらに困難になっている――というわけです。
韓国大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんの下、韓国の景気が良くなるといいですね。
(吉田ハンチング@dcp)






