2025年11月07日、『日本自動車輸入組合』が10月の「輸入車新規登録台数(速報)」を公開しました。
日本市場に再上陸して挑戦を続けている『現代自動車』、また中国の電気自動車メーカー『BYD』の成果を見てみましょう。
まずは『現代自動車』。
2025年10月 『現代自動車』
新規登録台数:127台
対前年同期比:373.5%
シェア:0.42%2025年01~10月累計
新規登録台数:886台
対前年同期比:168.4%
シェア:0.30%
対前年比で373.5%、つまり3.735倍売れていますが、これは2024年10月がわずか「34台」しかなかったからです。
次に『BYD』です。
2025年10月 『BYD』
新規登録台数:321台
対前年同期比:209.8%
シェア:1.06%2025年01~10月累計
新規登録台数:3,298台
対前年同期比:163.7%
シェア:1.12%
『BYD』も対前年同期比で209.8%、つまり2.098倍と大きな台数増の伸びを達成しています。
しかも10月単月「321台」で、『現代自動車』127台の約2.5倍の台数です。01~10月累計では「3,298台」ですから、『現代自動車』886台の「約3.7倍」を達成しました。
(輸入自動車の)日本市場シェアは「1.12%」(01~10月累計)ですので、まだまだ少数派ですが、累計台数では『フィアット』の3,524台に迫ってきています。
日本市場の攻略という視点で見れば、『現代自動車』よりも『BYD』の方が善戦しているといえるでしょう。
2025年10月30日~11月09日に開催された「Japan Mobility Show」では、かねてからうわさされていた、日本の軽自動車規格に準拠したEVを『BYD』が発表しました。

上掲が、その軽EVのプロトタイプで「RACCO(ラッコ)」というモデルです。2026年夏に導入予定となっています。
このラッコは日本でどのような売れ行きを見せるでしょうか。2026年夏が楽しみですね。
(吉田ハンチング@dcp)







