韓国「テコンドーは空手がルーツ」

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日曜日なので読み物的な記事をひとつ。

『朝鮮日報』が興味深い記事を出しています。「韓国の人気商品であるテコンドーは空手がルーツ」というものです。

知らない(あるいは知らないフリをしている)のは韓国人だけだろ――という話ですが……書きようが面白いのです。

有料記事ですので、無料で読めるところだけ和訳します。

テコンドーのルーツは空手です

沖縄で始まった大韓民国の武術

テコンドーは大韓民国を代表する商品だ。

今は音楽をはじめとするソフト文化が全世界で人気を集めているが、テコンドーは依然として大韓民国を象徴する。

ところが、そのルーツは沖縄の空手だ。

テコンドーの発展過程は、文化の創造的受容と革新を示す代表的な事例だ。テコンドーは足技中心の独自の技術体系を確立し、現代スポーツとしての様相を備え、世界化に成功した。

沖縄空手の始まり

沖縄にあった旧琉球王国は、東北アジアと東南アジアをつなぐ中継貿易の中心地だった海上王国だった。朝鮮とも交流が活発だった。

沖縄空手の起源については諸説がある。

大半は中国に空手の起源を求める主張である。

沖縄県教育委員会(2017)の公式資料によれば、第一は1372年、琉球が明朝と通商を開始し、中国の武術が伝来したという説である。

第二は1756年、中国の冊封使に随行した武官が拳法を伝授したという説である。
(沖縄県教育委員会、『空手道の歴史』、『沖縄県学校体育空手道指導書』(2017)、pp.1,2)
(後略:以降は有料です/引用者注)

⇒参照・引用元:『朝鮮日報』「태권도의 뿌리는 가라테입니다」

「沖縄の空手がルーツ」と書いて、「日本の空手」と書かないところに姑息さを感じますが、それはともかく、この記事のコメント欄が面白いのです。

以下のようなコメントが書かれています。

パクPD/2025.12.18 16:16
わが国を朝鮮だけを例に取っても、正祖大王の十八技武術があり、そこにも蹴り技がある。もちろん、日帝時代に日本へ留学した朝鮮の学生たちが空手道場で卓越した実力を身につけ、韓国に戻って武徳館、青濤館など多くの空手道場を作ったし、崔泓熙が軍にテコンドーを導入して「テコンドー」という名称を確定した。

空手の原ルーツは沖縄であり、琉球王国の時代からこの武術は継承されてきたが、琉球王国は高句麗・新羅・百済・高麗・朝鮮と多くの貿易をしていたので、わが国の武術が彼らに何らかの役割を果たした可能性もある。もちろん、武術の原初のルーツはインドであることは事実だ。

通りすがりの人/2025.12.18 15:42
朴正熙がそう言っていただろう。

lambor/2025.12.18 15:30
ㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋ やっぱりチョッパリメディアらしいな~

オブバイフォウィド/2025.12.18 14:57
空手のルーツがテコンドーだって言ってるだろ、この野郎~!!

黄鶴楼/2025.12.18 13:57
テッキョンはわれわれのルーツから来ており、その名称からテコンドーを取ったのだから、朴宗仁の空手伝播説は亡国的な記事だ。

武術の枝は数百にも及ぶ。それにもかかわらず、沖縄空手伝播説とは呆れるばかりだ。朴宗仁は日本人なのか? それとも朝鮮日報は日本のチラシなのか?

啓蒙令/2025.12.18 13:49
ニューライトらしい。朝鮮日報の読者が歓迎しそうな記事だ。

日本に対する蔑称が平気で用いられていますが、少なくともテコンドーのルーツが朝鮮半島独自のもの――というのは牽強付会な大ウソです。21世紀にもなってまだそんなことを言っているのか、です。

韓国大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんが、偽書であることが定説の『桓檀古記』を信じているようなので、テコンドーが朝鮮オリジナルなどというウソを信じる人がまだいることは、特に不思議ではないのかもしれませんが……。

「韓国に跆拳道などない。我々が跆拳道と呼ぶすべての武術の造型は、完璧に日本製なのだ」
オリンピックの正式種目になりおおせた「テコンドー」というスポーツ(?)があります。三国時代※からの伝統的な武芸なんて話になっていますが、完全なうそです。※高句麗、百済、新羅の三国が鼎立した時代。 およそ4~7世紀。主張を裏付ける文書は何もあ...

(吉田ハンチング@dcp)

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