2026年05月07日、『韓国銀行』が「2026年04月末時点の外貨準備高」を公表しました。
以下をご覧ください。
2026年04月
外貨準備高:4,279億ドル(約66兆8,808億円)※
前月比:42億ドル<<内訳>>
⇒Securities:3,841億ドル(約60兆348億円)
(証券類)
前月比:64億ドル⇒Deposits:288億ドル(約2兆9,384億円)
(現預金)
前月比:-23億ドル⇒SDRs:158億ドル(約2兆4,695億円)
(IMFのSDR(特別引出権))
前月比:2億ドル⇒Gold:48億ドル(約7,502億円)
(金)
前月比:増減なし⇒IMF position:45億ドル(約7,034億円)
(IMFリザーブポジション)
前月比:-1億ドル※円換算は2026年05月07日「1ドル=156.30円」のレートで算出
当月の注目ポイントはSecurities(証券類)が64億ドルも増加していることです。現金たるDeposits(預金)は「23億ドル」減少して288億ドルとなりましたが、外貨準備のうちDeposits(預金)はだいたい200億ドル前後ですので、288億ドルは多い方です。
金(Gold)なども含めた外貨準備全体の推移を見ると、2024年01月~2026年04月では以下のようになります。

当月は前月比で42億ドル増えました。当月の外貨準備高の増減について、『韓国銀行』自身は以下のように説明しています。
2026年4月末 外貨準備高
□ 2026年4月末時点における韓国の外貨準備高は4,278.8億ドルとなり、前月末(4,236.6億ドル)比で42.2億ドル増加した。○国民年金との外為スワップなど市場安定化措置にもかかわらず、その他通貨建て外貨資産の米ドル換算額の増加および運用収益などにより増加した。
⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「2026년 4월말 외환보유액」
外為市場の安定化措置にもかかわらず――としていますので、ウォン安阻止のための通貨防衛を行ってドルが溶けたにもかかわず、その他の通貨建て資産の価値が上昇し、運用収益によってむしろ増えた――という説明です。
面白いのは、以下のように韓国の外貨準備高がいつのまにか外貨準備高ランキングで12位まで転落していることです。

こんなランキングを毎月公表している中央銀行は『韓国銀行』ぐらいでしょうが、いっときは9位だ、10位だ――と誇っていたのですが、12位まで転落しております。
もちろん適正な保有額というのがあって、韓国の場合は(基準にもよるのですが)足らないぞ――といわれております。

(吉田ハンチング@dcp)







