韓国は輸出品目としての「K-フード」に期待しています。
韓国の産業通商資源部は2026年04月30日、以下のプレスリリースを出しました。
「産業部・財政経済部、K-フード輸出の領域を拡大する」というタイトルです。一部を以下に引いてみます。
産業部・財政経済部、K-フード輸出の領域を拡大する
経済部処合同、食品分野の海外認証・技術規制説明会を開催 –
原州・釜山・光州など全国6地域別の特化製品分野巡回開催を推進 –産業通商部国家技術標準院(院長 キム・デジャ、以下 国標院)と財政経済部輸出プラス支援団(団長 財政経済部イ・ヒョンイル第1次官)は、KOTRA、韓国貿易協会と共同で04月30日、ソウルKOTRA IKPにおいてK-フード輸出拡大のための「食品分野認証制度および技術規制説明会」を開催した。
今回の説明会は、韓国の消費財企業の輸出支援のため、5大有望消費財の中核品目である食品分野のグローバル認証トレンドを共有するために設けられた。
特に最近、主要国が自国民の健康と環境保護を名目として食品安全基準を強化しており、韓国企業の先制的対応がこれまで以上に切実である。
この日の説明会では、
国際食品安全協会(GFSI)認証※1、
食品ハラール認証制度、欧州の代替食品(Novel Food)※2
食品接触物質(FCM)規制――などグローバル食品市場の核心イシューを実務中心で案内し、参加企業の大きな反響を得た。
※1GFSIが認めたFSSC 22000(食品供給網全般)、BRCGS(食品安全、流通)などの認証
※2新しい食品原料や技術を活用した新食品(ナノ技術適用食品、昆虫、細胞培養食品など)
特に、グローバル流通業者の供給網管理に必須であるGFSI認証と、ヴィーガン・グルテンフリー※3など価値消費基盤認証の統合管理戦略を提示する一方、中東地域輸出の実質的な輸入許可要件として強化されているハラール認証規定に基づく屠畜方式および分離工程管理基準を詳細に説明した。
※3ヴィーガン:動物性成分除外(環境保護、動物福祉)/グルテンフリー:小麦成分除外(消化障害防止)
(後略)(中略)
財政経済部輸出プラス支援団ユ・ボプミン副団長は「食品輸出において海外認証は単なる選択ではなく市場参入のための必須要素である」とし、「政府は世界的に拡散する保護貿易主義と厳格化する食品規制の中で、韓国企業が品質競争力を基盤としてグローバル市場を先占できるよう密着支援する」と述べた。
(後略)
まず「5大有望消費財」って何だ?――なのですが、これは――
化粧品(K-ビューティー)
食品(K-フード)
ファッション・衣類
生活用品(家庭用品・雑貨など)
医薬品・バイオ(健康関連製品を含む)
――を指しています。
「本当に有望なの?」と思われるかもしれませんが、半導体、自動車、鉄鋼、造船、家電、スマホなど、これまで韓国の輸出を支えてきた主力輸出品目は、中国企業に技術力で追いつかれたため、いつまで大きな輸出額を保っていけるか分からないのです。
安値の叩き合い、価格競争になったら韓国企業は絶対に中国企業には勝てません。中国は赤字でも輸出をやめないイナゴに群れのようなものだからです。その国のドメスティックな企業が食い荒らされて滅んでも侵略をやめません。
――ですから、韓国は何か他に新しい(中国には容易に追いつかれない)輸出品目が必要でなのです。
韓国メディアで「黒い半導体」※などという噴飯物の惹句が踊ることが増えたのには、そのような理由があります。
※海苔のことです。
実際、Money1でもご紹介したとおり、「K-昆虫産業」という言葉すら登場すら登場しているぐらいです。
https://money1.jp/archives/165354。
(吉田ハンチング@dcp)





