韓国3,600t級フリゲート・蔚山級Batch-Ⅲ 4番艦「済州」進水式。「純粋な国内技術が集約された」⇒ 強調するほど不安になる。

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2026年04月29日、韓国海軍に新たな艦艇が1隻加わりました。

3,600トン級の最新鋭(と主張する)フリゲート「済州」、蔚山級Batch-Ⅲ 4番艦です。

以下が韓国海軍-防衛事業庁が共同が公表したプレスリリースの全文和訳です。

海軍最新鋭3,600トン級フリゲート「済州艦(FFG-832)」進水

04月29日、慶南高城『SKオーシャン』のプラントにて蔚山級Batch-Ⅲ 4番艦「済州艦」進水式挙行
国内開発最先端複合センサーマスト搭載
国内開発4面固定型多機能位相配列レーダー(MFR)、赤外線探知追跡装備搭載
強化された対空・対潜能力を基盤に海域艦隊の主力戦闘艦としての活躍が期待

海軍と防衛事業庁は04月29日午後、慶南高城『SKオーシャンプラント』にて蔚山級Batch-Ⅲ 4番艦である済州艦の進水式を挙行した。

済州艦は海軍で運用中の旧型フリゲート(FF: Frigate)および哨戒戦闘艦(PCC: Patrol Combat Corvette)を代替する蔚山級Batch-Ⅲの4番目の艦艇(1番艦:忠南艦、2番艦:慶北艦、3番艦:全南艦)である。

済州艦艦番号:FFG-832、英文名:ROKS JEJU
Batch:同一艦型の進化的性能向上段階

海軍は特別・広域市および道(道)の地名をフリゲートの艦名として使用してきた艦名制定基準に基づき、蔚山級Batch-Ⅲ 4番艦の艦名を済州艦と制定した。

国内で設計・建造中の済州艦は、2022年10月に『SKオーシャンプラント』と建造契約締結後、2024年着工式、2025年起工式を経て、この日進水式を迎えた。

着工式:艦艇建造の最初の工程として船体に使用される鋼板を切断する行事
起工式:艦艇の最初のブロックを建造船台に据え付ける行事

この日の進水式には、チン・ヨンスン合同参謀議長を主賓として、キム・ギョンリュル海軍参謀総長、チョン・ジェジュン防衛事業庁基盤戦力事業本部長、カン・ヨンギュ『SKオーシャンプラント』代表取締役など、海軍と防衛事業庁、艦艇建造業者関係者約150名が出席。

行事は国民儀礼、事業経過報告、キム・ギョンリュル海軍参謀総長による艦名宣布、カン・ヨンギュ『SKオーシャンプラント』代表取締役の記念辞、有功者表彰、チン・ヨンスン合同参謀議長の祝辞、進水および安全航海祈願儀式の順で進行された。

艦艇進水は海軍慣例により、主賓であるチン・ヨンスン合同参謀議長の夫人チョン・エスク氏が艦艇に接続された進水索を切断。

これは生まれたばかりの赤ん坊のへその緒を切るように新たに建造された艦艇に生命力を吹き込むという意味である。続いて主要来賓がはさみで五色テープを切断し、シャンパンを船体に打ち付けて割る安全航海祈願儀式を行った。

チン・ヨンスン合同参謀議長は「今はこれまで以上に自主国防の意思と実質的な備態勢を一層強化しなければならない決定的な時期だ」とし、「我が軍は無人水上艇、無人航空機など進化するK防衛産業の能力を高度化し、『AI基盤の有・無人複合戦闘能力』を飛躍的に発展させることで『戦って勝てる強い軍』として生まれ変わるため最善の努力を尽くしている」と述べた。

またチン議長は「わが軍はこれを通じて朝鮮半島の平和を力で後押しし、国民の生命と財産を保護し、国家の繁栄を牽引する『国民から信頼される軍』としての姿を備えることになる」と述べた。

海軍の3,600トン級4番目のフリゲートである済州艦は、全長129m、全幅14.8m、全高38.9mであり、5インチ艦砲、韓国型垂直発射体系(KVLS)、対艦誘導弾防御誘導弾、艦対艦誘導弾、戦術艦対地誘導弾、長距離対潜魚雷などを主要武装として搭載している。

済州艦は艦艇の頭脳といえる戦闘体系をはじめ主要探知装備と武装がすべて国産装備で構成されており、大韓民国の優れた防衛産業能力が集約された艦艇である。

済州艦のマストは、先端科学技術を集約した複合センサーマスト(ISM: Integrated Sensor Mast)方式を適用した。

複合センサーマストには、4面固定型多機能位相配列レーダーと赤外線探知追跡装備を含んでおり、ステルス型設計を適用した。

特に、済州艦は国内技術で開発した多機能位相配列レーダー(MFR: Multifunctional Phased Array RADAR)を搭載した。

4面固定型の多機能位相配列レーダーは、イージスレーダーのように全方位の対空・対艦目標に対する探知・追跡および多数の対空目標に対する同時対応が可能である。

済州艦の推進体系はBatch-II(大邱級)と同一のハイブリッド推進体系方式を適用して水中放射騒音を最小化し、国内技術で開発した船体固定型ソナー(HMS)と曳航式線列ソナー(TASS)を運用することで、優れた対潜戦能力を備えている。

済州艦は1967年にアメリカ合衆国の軍事援助で導入された最初の艦艇と、1989年に国産技術で建造された2番目の艦艇に続き、この日の進水式を通じて3番目の艦艇として再誕生した。

「済州」の名前が付く艦艇はこれで3代目という意味:引用者注

防衛事業庁チョン・ジェジュン基盤戦力事業本部長は「純粋な国内技術が集約された済州艦建造を通じてK-造船の優れた技術力を立証することで、今後防衛産業輸出の裾野拡大に寄与すると期待される」と述べた。

海軍本部イ・グソン(少将)企画管理参謀部長は「済州艦は海域艦隊の主力艦艇として海洋主権守護の任務を完遂するだろう」とし、「今後も『国民を守る精鋭海軍』として先端科学技術基盤の強い海軍力建設に最善を尽くす」と述べた。

済州艦は試運転期間を経て2027年06月に海軍に引き渡され、その後戦力化過程を経て作戦配備される予定である。//終//

⇒参照・引用元:『韓国電子政府』公式サイト「해군 최신예 3600톤급 호위함 「제주함(FFG-832)」 진수」

「艦艇の頭脳といえる戦闘体系をはじめ主要探知装備と武装がすべて国産装備で構成」

「済州艦の推進体系はBatch-II(大邱級)と同一のハイブリッド推進体系方式を適用」

「国内技術で開発した船体固定型ソナー(HMS)と曳航式線列ソナー(TASS)を運用」

「純粋な国内技術が集約された済州」――と韓国産技術と装備であることを強調しているのですが、聞けば聞くほど不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

オーストラリアの皆さんは、韓国産のポンコツ艦艇をつかまされずに良かったと思われます。

(吉田ハンチング@dcp)

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