【韓国の経常収支】03月 373.3億ドルの黒字。史上最高額を達成 ⇒ もちろん半導体のおかげ。

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『ECOS』に2026年03月の韓国の国際収支統計が公表されました。

経常収支は以下になります。


↑黄色でフォーカスしているのが2026年03月の経常収支です。

貿易収支:350億7,480万ドル
サービス収支:-12億9,420万ドル
第1次所得収支:35億8,100万ドル
第2所得収支:-3,450万ドル
経常収支(上記4つの合計):373億2,710万ドル

⇒データ出典:『韓国銀行』公式サイト「ECOS」

当月の経常収支は373億2,710万ドルの大きな黒字となりました。

これは韓国史上で最も大きな数字です。

1980年01月~2026年03月の経常収支の推移をグラフにすると上掲のようになりますが、当月の約373.3億ドルの黒字がいかに突出しているかお分かりいただけるでしょう。

これは貿易収支が350億7,480万ドルもの黒字になっているためで、Money1でもご紹介しているとおり、半導体の輸出額増によります。

サービス収支が-12億9,420万ドルと赤字が小さく済んでおり、第1次所得収支が35億8,100万ドルと大きかったことも経常収支が拡大したことに寄与しています。

しかし第2次所得収支がたったの-3,450万ドルの赤字で済んでいるというのは驚きです。

第2次所得収支というのは、対価を伴わない資産の提供に係る収支を示します。具体的には、寄付や無償資金協力、贈与などを計上します。

収支なので「マイナス」ということは外国に出す方が多いということですが、韓国の場合は普通この項目はマイナスです。すっかり先進国というので、外国に対する寄付や協力、贈与などが大きくなるというわけです。

しかし「-3,450万ドル」というのは非常に小さな赤字額で、近似値を求めると1995年07月に「-3,440万ドル」がありますが。

別記事にしますけれども、韓国は「先進国だ」「G8だ」などと自画自賛する割にはODAや海外支援などをケチっている国で、OECDで比較しても下から数えた方が早い「どケチ国」です。

『OECD』の「Development Co‑operation Profiles: Korea」によれば――

韓国は2024年に39億米ドル(暫定値)のODAを供与した(実質ベースでも39億米ドル)ものであり、これはGNIの0.21%に相当する。(中略)韓国はODA/GNI比で26位に位置した。(後略)

――となっています。

グローバル中枢国家」「責任ある先進国」などとの主張はどこにいったのでしょう。先進国を自称する割にはODA負担はめちゃ軽いというのが事実です。

ちなみに日本は同じ2024年時点でODAを「168億ドル」も拠出しており、韓国の約4.3倍も出しているのです。同じくODA/GNI比でいえば「0.39%」。韓国の約1.9倍です。

――経常収支から話がずれてしまいましたが、巨額の経常収支の裏にはほぼ同額の金融収支があります

毎度おなじみのようですが、当月も金融収支の方が面白いのです。長くなりましたので金融収支の方は別記事にいたします。

なぜそうなるかというと、国際収支統計はそういうふうに作られているからです。

(吉田ハンチング@dcp)

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