【市場がウォンを嫌がっている】ウォン安急進に外国人投資家の韓国売り。

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韓国から急速に資金が抜けています。

連日ご紹介しているとおり、2026年05月22日(金)、そして本日25日(月)、ウォン安が進行して、ついに「1ドル=1,520ウォン」まできました。

ドルウォンのチャートとドルの強弱を示す「DXY」を重ねて日足チャートにすると以下のようになります。


↑ローソク足チャートがドルウォン、バーチャートがDXYです。

ウォン安が急進しているのに、実はドルはそこまで強くなっていません。まだDXYは「100」未満です。

つまりこれは基軸通貨ドルの強弱と関係なく、勝手にウォンがどんどん安くなっていることを意味しています。「世界がドルを欲している」というより、「市場がウォンを嫌がっている」のが現状です。

なぜこんなことが起こっているのでしょうか?

主導しているプレーヤーは、現時点のデータ(および報道)を見る限り、外国人投資家、とくにグローバル年金・パッシブファンド・海外機関投資家の韓国株売りです。

ポイントは「ドルが強いからウォンが下がっている」ではなく、韓国株を売った外国人がウォンをドルに換えて出ていくフローです。

データ上もはっきりしています。

05月07〜22日のKOSPIで、外国人投資家は46兆3,395億ウォンを純売りし、そのうち『SKハイニックス』19兆5,928億ウォン、『サムスン電子』18兆9,403億ウォンが中心で、この2銘柄だけで外国人売りの83.15%を占めています。

さらに、2026年に入って外国人投資家は韓国株式を100兆ウォン近く純売りしており、『サムスン電子』・『SKハイニックス』など半導体大手の急騰で韓国株比率が膨らんだため、グローバル年金基金やパッシブファンドがポートフォリオ比率の調整で機械的に売っているとの見方も出ています。

つまり主犯格は、短期の為替投機筋というより、

外国人株式投資家
⇒ 韓国大型株を大量売却
⇒ ウォンを受け取る
⇒ ドル転して本国・外部市場へ送金
⇒ ドルウォンでウォン安が爆進

という流れです。

韓国大統領に成り上がった李在明(イ・ジェミョン)さんは、尹錫悦(ユン・ソギョル)政権時に「「1,400ウォン突破で国家経済全般の危機が現実化」と批判していましたが、現在はどうなるのでしょうか。

2024年04月17日に発言:当時李在明(イ・ジェミョン)さんは『共に民主党』の党首。

ちなみに2026年05月22日、急速なウォン安に耐えかねて財政企画部と『韓国銀行』が共同で「ファンダメンタルズ対比で過度な偏り」と口先介入しましたが、全然効きませんでした。

介入後に一時1,514ウォン台へ下げたのですが、すぐ1,517ウォン台へ戻っています。

これは資本流出フローがかなり強いことを示しています。

(吉田ハンチング@dcp)

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