予定どおり! 韓国インフレが再加速。2年2カ月ぶりの物価高 3.1%

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「イスラエル + アメリカ合衆国」によるイラン空爆で始まった中東危機はエネルギー需給を逼迫ひっぱくさせました。原油価格が上昇したので、当然インフレを招きます。

韓国でもインフレ率が上昇することが懸念されていましたが、現実になりました。

2026年06月02日、韓国の国家データ庁が「05月の消費者物価」を公表しましたが、「3.1%」上昇となり、2年2カ月ぶりの高水準を達成。

2026年5月 消費者物価動向
(前年同月比)

消費者物価:3.1%上昇

生活物価指数:3.3%上昇

生鮮食品指数:1.4%下落

農畜水産物:2.2%上昇
寄与値:75.6
米……13.5% ↑
豚肉……5.8% ↑
大根……27.5% ↓
ネギ……17.8% ↓

工業製品:4.2%上昇
寄与値:338.3

電気・ガス・水道:0.1%上昇
寄与値:33.7

上下水道料……2.0% ↑
都市ガス……0.3% ↑
電気料金……0.4% ↓

サービス:2.8%上昇
寄与値:552.4

保険サービス料……13.4% ↑
海外団体旅行費……26.3% ↑
幼児入園料……41.4% ↓
保育施設利用料……18.3% ↓

⇒参照・引用元:『韓国 国家データ庁』公式サイト「2026년 5월 소비자물가동향」

推移のグラフは以下になります。


↑青い線=前年同月比、灰色の棒グラフ=前月比です。

項目 2023年 2024年 2025年 ‘26.2月 3月 4月 5月
消費者物価指数 3.6 2.3 2.1 2.0 2.2 2.6 3.1
食料品およびエネルギー除外指数 3.4 2.2 1.9 2.3 2.2 2.2 2.5
農産物および石油類除外指数 4.0 2.1 2.2 2.5 2.3 2.2 2.5
生活物価指数 3.9 2.7 2.4 1.8 2.3 2.9 3.3
生鮮食品指数 6.8 9.8 -0.6 -2.7 -6.6 -6.1 -1.4

ご注目いただきたいのは「食料品およびエネルギー除外指数」です。日本でいう、いわゆる「コアコア」ですが、直近2026年04月は「2.5%」まできました。

サービス価格
加工食品
家賃
保険料
外食費
各種生活サービス

――などにも物価上昇が広がり始めていることを意味しています。2025年までは「物価上昇は主に一時的要因」と説明しやすかった(と言えた)のですが、コアコアが2.5%まで上昇すると、「基調的なインフレ圧力が再び強まっているのではないか」という議論が出てきます。

韓国では、

ウォン安(「1ドル=1,500ウォン」超え)
中東戦争による原油高
補正予算による財政拡張
住宅価格上昇

が同時進行しています。

したがって今回のデータは、「原油高で一時的にCPIが上がった」だけではなく、コアインフレまで再加速し始めている可能性を示した数字として見る必要がありそうです。

特に今後数カ月、コアコアが2.5%を超えてさらに上昇するのか、それともここで止まるのかが重要な分岐点になるでしょう。

韓国大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんが経済的にはボンクラですから、『韓国銀行』・金融通貨委員会が頑張らないといけませんね。

(吉田ハンチング@dcp)

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