最初に小ネタであることをお断りして始めさせていただきます。誠に申し訳ありません。
韓国、また韓国メディア(特に『中央日報(日本語版)』)は「通貨スワップ」(一応韓国の表記に合わせ「 」でくくります)について非常にご執心で、これは1997年「アジア通貨危機」時に大変にひどい目に遭ったためです。
以降、外貨準備の積み上げ・「通貨スワップ」の拡大に勤しんでおります。
日本・EU・イギリスは韓国から狙われている
韓国は現在、カナダ、スイス、オーストラリアなどとも「通貨スワップ」を結んでいますが、『中央日報(日本語版)』を筆頭にナニかというと「日韓通貨スワップがー」と言い出すように「日本」との再締結を虎視眈々と狙っています。
ハードカレンシーの一角である「スイス」が陥落し(締結してしまった)、現在のところアメリカ合衆国とは時限措置ながらドル流動性スワップが結ばれていますので、残りは、
なわけです。
「G7に入れろ」などと声高に主張する韓国ですので、ハードカレンシーを持つ全部の国と「通貨スワップ」を締結することを目論んでいるのではないでしょうか。
2018年にはイギリスが狙われていた!
実は、2018年にはイギリスと「通貨スワップ」を締結しようと目論んでいた傍証があります。2018年02月13日韓国メディア『毎日経済』に「[独占]カナダ、スイスに続き、イギリスとも通話スワップを締結推進」という記事が出ています。
韓国がイギリスとウォン・ポンド通貨スワップを推進していることが確認された。
成功した場合、基軸通貨国とは、カナダ、スイスに続き三番目の通貨スワップだ。
12日、政府関係者によると、企画財政部と『韓国銀行』は、昨年からイギリスと両者通貨スワップ契約を打診している。
まだ規模と満期は決まっていないが、肯定的な話が交わされていると伝えられた。
(後略)
この報道には後日談がありまして、『韓国銀行』から『毎日経済』に対して「違うよ」と突っ込みが入ったのです(そのプレスリリースも『韓国銀行』に残っています)。結局、この時はイギリスとは締結できず現在に至っています。
しかし、じわりじわりとハードカレンシー保有国との契約を増やす動きに出ているのは確かですので、日本は二度と巻き込まれないようにしないといけません。
(柏ケミカル@dcp)