日韓「通貨スワップ」と言われずに済んだ。『全経連』朝食会に招かれると危ない

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2020年10月22日、韓国の『全国経済人連合会』は、駐韓特命全権大使の冨田浩司さんを招いて懇談朝食会を開催しました。先にご紹介したことがありますが、この『全経連』はスキあらば「通貨スワップ」と言い出す団体です。

韓国でドルが枯渇した03月には、許昌秀(ホ・チャンス)会長は「長期的にアメリカEU日本などの主要基軸通貨国と無期限・無制限の通貨スワップを締結する必要がある」などと発言しています。

また、ミハエル・ライテラー在韓EU大使との朝食会では、副会長が「コロナ危機にあって今すぐウォン-ユーロ通貨スワップ締結を積極的に検討すべき時期」と述べてライテラー大使を困らせました。

この団体の朝食会に招かれると危ないのです。

しかし、幸いにして「通貨スワップ」の話は出ず、

・輸出規制の緩和と対話を通じた解決
・早急な日韓首脳会談実現に向けた努力要請

韓国では「輸出規制」ですが、日本の立場では「輸出管理」です。また、菅首相と文大統領が会えばなんとかなる、という誤解がここにも現れています。韓国に懸案事項で妥協することはない、という日本側の態度は全く理解されていません。韓国の経済団体もこのような日本理解にとどまっています。

永遠に平行線でしょう。

⇒参照・引用元:『全国経済人連合会』公式サイト

(吉田ハンチング@dcp)

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