すでに事実上破綻していますので、ご興味がないかもしれませんが韓国『双竜自動車』が記録を伸ばしました。16四半期連続の赤字が確定です。つまり、4年間一度の四半期も黒字になったことがないのです。
『双竜自動車』の2020年の結果は以下です。
『双竜自動車』2020年業績
売上高:2兆9,502億ウォン
営業利益:-4,235億ウォン(前年比:-20.6%)
当期純利益:-4,785億ウォン(前年比:-18.6%)
売上高:2兆9,502億ウォン
営業利益:-4,235億ウォン(前年比:-20.6%)
当期純利益:-4,785億ウォン(前年比:-18.6%)
ついでに「上場廃止」の可能性も高まる!
問題は赤字だけにとどまりません。韓国メディア『MOTORGRAPH』は以下のように報じています。
(前略)
『双竜自動車』は、今回の赤字のために完全な資本蚕食状態に陥り、上場廃止の危機に置かれた。韓国取引所有価証券市場本部は「『双竜自動車』が2020事業報告書の提出期限日の03月31日までに完全資本蚕食解消事実を立証する資料を提出していない場合は、有価証券市場上場規程第48条の規定により上場廃止基準に該当することがある」と警告した。
現在、『双竜自動車』の株式は、昨年12月に企業再生手続き開始申請に基づいて売買取引が停止された状態だ。
(後略)
ソウル回生裁判所の猶予期間は02月28日までで、上場廃止を避けるための書類提出期限が03月31日。事実上破綻しているのでまあ後夜祭みたいなものですが、こちらにもご注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)