ありがちではありますが、あまりにもあほらしい話です。先にご紹介した、韓国釜山市長選挙を狙った「釜山・加徳島」に新しく国際空港を造るという件です。
そもそも先に検討され、経済性もないし、空港を建設には不向きな土地と判定されているにもかかわらず、韓国の政府与党はここに空港を造るという法律を可決させました。
「釜山にお金を引っ張ってくる」ことをアピールして04月07日に行われる釜山市長選挙を有利にするためです。この釜山市長選挙は、呉巨敦(オ・ゴドン)前市長がセクハラ疑惑で辞任したことが原因で行うことになったのですが……。
2021年03月02日、呉前市長の一族が「加徳島一帯に数万坪に達する土地を保有している」ことが分かったのです。
韓国メディア『朝鮮日報(日本語版)』の報道によれば以下のようになります。
呉前市長のおいに当たる呉治勲(オ・チフン)大韓製鋼社長は2005年から釜山市江西区大項洞の土地1,488平方メートルを所有している。
この場所は加徳島新空港の建設用地として挙がっている。
また、呉前市長の一族が経営する大韓製鋼は釜山市内から加徳島に向かう道筋に当たる江西区松亭洞 一帯の土地7万289平方メートル、大韓製鋼の全額出資子会社、大韓ネットワークスも同じ地区に6,596平方メートルの工場用地をそれぞれ保有している。
また、地価が以下のように高騰しているとのこと。
(前略)
前市長一族が保有する大項洞の土地の公示地価は購入当時の1平方メートル当たり7万3,000ウォンから昨年には43万ウォンへと約6倍に上昇した。
前市長一族が保有する大項洞の土地の公示地価は購入当時の1平方メートル当たり7万3,000ウォンから昨年には43万ウォンへと約6倍に上昇した。
加徳島特別法が可決された現在、公示地価は10倍以上に達するとも言われている。
(後略)
セクハラ疑惑で余計な選挙を行うことになって税金を使い、もうけはそのセクハラ疑惑の前市長一族に入る、という世にもあほらしい話です。
(吉田ハンチング@dcp)