中国がまたオーストラリアいじめ!豪ワインにアンチダンピング関税

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2021年03月26日、中国商務部はオーストラリアからの輸入ワインにアンチダンピング課税を課すことを発表しました。税率は116.2~218.4%で、03月28日に発効し、5年間続きます。

明らかな嫌がらせですが、中国共産党の英語版御用新聞『Global Times』は以下のように書いています。

(前略)
オーストラリアの輸入ワインにはダンピングと補助金が発生しており、中国のワイン産業に大きな損害を与えている。

(中略)

今回の決定は、2020年8月に開始されたオーストラリア産ワインのアンチダンピングおよび反補助金調査が、国内のワイン生産者の申請に基づいて行われた結果だ。

調査は「中国の関連法およびWTO規則に厳密に基づいて行われた」と中国商務部は述べた。
(後略)

⇒参照・引用元:『Global Times』「China to impose up to 218% five-year anti-dumping duties on Australian wines, effective Sunday」

つまり、この決定は中国共産党によるオーストラリアへの恣意的ないじめではないと主張しているわけです。しかし、同記事には以下のような部分があります。

(前略)
政治的な関係の悪化は、ワインだけでなく大麦や木材にも影響を与えており、アナリストも、手遅れになる前にキャンベラは関係改善のためのより具体的な措置を取るべきだと警告しています。
(後略)

どのアナリストが言ったのか、そもそもそんなアナリストが存在するのかも怪しいものですが、要は、オーストラリアに膝を屈するようにと述べています。脅しです。まさに馬脚を現したもので、「WTO規則に厳密に基づいて行われた」が聞いてあきれます。

(吉田ハンチング@dcp)

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