中国・韓国の統計担当者が「なぜか会談」

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ちょっと気になる動きなのでご紹介します。

2025年05月20日、中国の国家統計局が以下のプレスリリースを出しました。

05月20日午前、国家統計局の康義局長が北京にて韓国統計庁のアン・ヒョンジュン副庁長一行と会談を行った。

康義局長は、韓国統計庁代表団の訪問に対し熱烈な歓迎の意を表した。

康義局長は、中国国家統計局と韓国統計庁との二国間交流には長い歴史があると指摘し、30年以上にわたり、双方が成功した経験と取り組みを積極的に共有し続け、それぞれの制度や方法を発展・改善してきたことが、統計が新たな情勢や需要に適応し、社会経済の発展により良く貢献するための堅固な支えとなっていると述べた。

康義局長は、今回の経済景気月報および統計データ公表などの議題を通じた交流によって、双方が互いに学び合い、模範とし合い、統計データがより良く社会一般に貢献できるようになることを期待すると表明した。

アン・ヒョンジュン副庁長は、中国国家統計局による温かい歓迎に感謝の意を示したうえで、今後さらに中国国家統計局との二国間交流のメカニズムを強化し、人工知能などの新技術の統計分野における応用面での協力を深め、双方の統計能力の共通の向上を促進していきたいと述べた。

なお、この会談には国家統計局の弁公室(事務局)、総合司(企画部門)、情報世論調査センターの関係責任者らが同席した。

⇒参照・引用元:『中国 国家統計局』公式サイト「康义会见韩国统计厅代表团」

韓国は大統領選挙を目前に盛り上がっているところで、次期政権がどんな方針を打ち出すか分らないので、政府機関は「待ち」の状況です。

気になるのは、なぜこの時期に中韓の統計担当者が会談を行わなければならないのか――です。

ちなみに、韓国の統計庁は本件についてプレスリリースを出しておりません。

(吉田ハンチング@dcp)

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