日本ではほとんど注目されませんでしたが、中国ハルピンで「冬季アジア大会」が開催されました。
大会開幕式に先立ち、2025年02月07日に太陽島賓館で歓迎昼食会が開催されました。これは習近平総書記が主宰したもので、各国から首脳級の要人が参加しました。
以下をご覧ください。
韓国からこの「中国の国威発揚イベント」に参加し、昼食会に招かれたのは、禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長です。
↑韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理が大統領代行を務めていた際に、「首相なのだから国会の過半数で弾劾できる」と「議長判断」したのがこのオッサンです。
第2期トランプ政権が始まり、アメリカ合衆国との対立が深まる中、韓国を「明らかに中国側に立つ国」として取り込みたい中国の意向が透けて見えます。
――というのは、習近平さんは禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長との単独の面会を行い、これについて中国外交部はわざわざプレスリリースを出しているのです。明らかに異例です。
↑寄ると上掲写真ですが、引くと「なんでこんな広いところでやってんの」という写真になります。
なにせ、次の大統領と目されている『共に民主党』党首・李在明(イ・ジェミョン)さんは駐韓中国大使館を訪問して「中国との共闘で合意する」ような人物です。
↑2023年06月08日、中国の邢海明大使は李在明(イ・ジェミョン)さんと会談。『共に民主党』また李在明(イ・ジェミョン)さんの中国にすり寄る姿勢が明らかになりました。
習近平さんと中国共産党は『共に民主党』議員および勢力を取り込もうとしています。
習近平さんはこの会談で以下のように述べました。
「中韓関係は30年以上にわたり発展を続け、両国の協力を促進し、地域の平和と発展に貢献してきた」
「中国の対韓政策は一貫して安定している」
「現在、国際および地域情勢における不確実性が増しているが、中韓両国は共に努力し、戦略的協力パートナーシップを強化すべきだ」「2025年は中国人民抗日戦争勝利80周年、韓国光復(独立)80周年にあたる。両国はこれらの記念行事をしっかりと実施すべきである」
「経済・貿易関係を深化させ、相互利益を追求することは両国民の共通の利益に合致する」
「人的交流を強化し、国民同士の友好感情を深めるべきだ」
「2025年、2026年のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)非公式首脳会議の成功に向け、相互に支援し合うべきだ」
しれっと入っていますが「抗日戦争勝利80周年」「韓国光復(独立)80周年」が要注目ポイントです。念のためにいいますが、朝鮮半島はかつて日本でした。「抗日される側」の人民だったのです。
禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長は以下のように発言しています。
「韓中協力は両国の発展において重要な役割を果たしてきた」
「対中友好は韓国外交政策の核心の一つであり、これが変わることはない」
「韓国は中国と共に努力し、新しい年において韓中関係をさらに発展させていきたい」
「両国は経済・貿易協力を強化し、世界の産業・供給チェーンの安定を維持すべきだ」
「人的往来を拡大し、友好関係をさらに深める必要がある」
「世界反ファシズム戦争勝利80周年を共に記念し、APEC首脳会議の成功に向け相互に支援していくべきだ」
最後の部分にご注目ください。禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長は、「抗日戦争勝利80周年(抗日战争胜利80周年)」を「世界反ファシズム戦争勝利80周年(反法西斯战争胜利80周年)」と言い換えたようですが、「共に祝う」姿勢は示しました。
(吉田ハンチング@dcp)