中国では若者が痛めつけられています。
「習近平の指導する中国の特色ある社会主義」とやらで、自由主義陣営国からは蛇蝎のように嫌われ、経済がすっかり低迷。若者たちには職がありません。中国共産党だけが甘い汁を吸って肥え太り、お金がなくて未来も信じられなくなっています。
中国内では中国共産党政府に対して不満の声を上げるのも容易なことではありません。
そのうち「農村に行け」などという施策が本格的に始まる可能性もあります。
この毛沢東さんにならった「下放」には、都市部の人口を減らし、若者を働せることができ、その上、統計を糊塗できる効果もあるからです(都市部から若者が減れば、若い世代の失業率を減らすことができる)。
若い衆が何もかも嫌になってしまうような国は、ロクなものではありません。
『没有理想的人不伤心』(理想を持たない者は悲しまない)という歌が若者の間で愛唱されるようになっています(以下はYouTubeに上がっている公式動画)。
サビでリフレインされるのは以下のような歌詞です。
敬うべき神殿は無知な者の心の中にしかない
オレのいる場所は豚小屋だ今夜は眠れない
オレは孤独と敗北の中で死にたくない
ずっと地下で暮らすのはごめんだ物質的なペテンが溢れてる
オレたちは急ぎ足で往き来きするアリだ文化がない者は悲しまない
中国の若者の絶叫です。
(吉田ハンチング@dcp)