外務省のシステムに対して「中国によるサイバーアタック」があり、外交機密文書が漏洩した――と報じられています。
⇒参照・引用元:『読売新聞』「外務省のシステムに中国がサイバー攻撃、公電含む大規模な情報漏えい…主要な政府機関のシステム点検」
これに対する中国外交部の発言を以下に引きます。
『Reuters(ロイター)』記者:
日本のメディア報道によると、2020年に中国のハッカー攻撃により日本の外交機密文書が漏洩した。中国のコメントは何ですか?王文斌:
あなたが言った状況が分かりません。私たちは決定的な証拠のない中国に対する根拠のない中傷告発に反対します。『Bloomberg』記者:
フィリピン政府は、中国で活動するハッカーによるフィリピン政府ウェブサイトへの攻撃を阻止したと発表した。これについて広報担当者のコメントは何ですか?王文斌:
サイバーセキュリティは世界的な課題です。中国は常に法律に従ってあらゆる形態のサイバー攻撃を断固として取り締まり、対話と協力を通じて各国が共同でサイバーセキュリティを維持することを提唱している。
汪文斌報道官は「根拠のない中国への中傷」と述べていますが、「火のないところに煙は立たない」といいます。根拠があるから報道されているのではないでしょうか。
フィリピン政府が「中国からのサイバー攻撃を封じた」と発表したことについては、自身の責任については触れず、「サイバー攻撃はイカンことですよね」と逃げました。フィリピンの防衛の背後にアメリカ合衆国がいるのは間違いありません。
ここにきて、中国のサイバー攻撃に対する報道が増えているのは気になるところです。
(吉田ハンチング@dcp)