2021年04月07日、本日いよいよ韓国ソウル・釜山市長補欠選挙が投票&開票日となりました。
朴元淳(パク・ウォンスン)前ソウル市長、呉巨敦(オ・ゴドン)前釜山市長ともにセクハラ問題で辞任(朴氏は自死)。辞任を受けてのことですので、補欠選挙で選ばれても任期はわずか1年です(2022年末まで)。
しかし、これは民意を問う非常に重要な選挙です。
すでに文大統領の支持率も最低レベル(03月22日の『データリサーチ』調べで肯定的評価は「31.4%」)まで落ちていますが、この選挙結果によって、文政権がさらなるレイムダック状態となるかどうかが問われます。
事前投票では、
ソウル市長選:21.95%
釜山市長選:18.65%
釜山市長選:18.65%
と投票率は高く、市民の関心も高いことがうかがえます。
世論調査によれば、政府与党『共に民主党』は劣勢で、野党『国民の力』の候補が与党候補に10ポイト以上の差をつけているとされます。その割には、各候補はそれぞれ「うちが優勢」と言い張っているのですが。
与党『共に民主党』と野党『国民の力』の有力候補は以下になります。
ソウル市長選挙
朴映宣(パク・ヨンソン)候補:『共に民主党』
呉世勲(オ・セフン)候補:『国民の力』
朴映宣(パク・ヨンソン)候補:『共に民主党』
呉世勲(オ・セフン)候補:『国民の力』
釜山市長選挙
金栄春(キム・ヨンチュン)候補:『共に民主党』
朴亨埈(パク・ヒョンジュン)候補:『国民の力』
金栄春(キム・ヨンチュン)候補:『共に民主党』
朴亨埈(パク・ヒョンジュン)候補:『国民の力』
前記のとおり、各種調査によると政府与党の『共に民主党』の旗色は良くありません。
釜山市長選挙のために、例の「加徳島新国際空港」を造るという無茶な法律も通過させたのですが、その割に与党候補の支持率は上がっていないようです。このまま負けますと、本当に無駄な法案を通したことになりそうです。
文在寅政権がどうなるかに大きく影響するソウル・釜山市長選挙の結果がどうなるか、ぜひご注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)