法定管理下に置かれ、精算か再建かの査定化が開始された韓国『双竜自動車』ですが、同社労働組合から「従業員全員の雇用が守られることを前提に企業の正常化に協力する」という声明が出ました。
「労働者の一方的犠牲だけを強要してはならないという総雇用方針に変わりはない」
「企業のメンバーである労働者の貢献を認識し、政府の雇用政策に符合する再建案を策定しなければならない」
「『双竜自動車』従業員4,800人、販売・整備、1・2次部品サプライヤーの従業員など計20万人の労働者の生活がかかっている」とのことで、お気持ちは大変によく理解できるのですが、全く雇用を喪失しないというのは、なかなかに難題です。というか恐らく不可能でしょう。
「Pプラン」(Pre-packaged Plan)が全くホゴになりましたので、『双竜自動車』はM&Aで救われることを目指しているという報道も出ています。堂々巡りです。
(吉田ハンチング@dcp)