韓国ではインフレ懸念があり、『韓国銀行』が先制的に金利を上げようとしています。
2021年08月02日、韓国の統計庁が「2021年7月の消費者物価動向」を公表しましたが、いよいよインフレ懸念が深まってきた雰囲気です。
2021年 消費者物価指数
01月:0.6%上昇
02月:1.1%上昇
03月:1.5%上昇
04月:2.3%上昇
05月:2.6%上昇
06月:2.4%上昇
07月:2.6%上昇⇒参照・引用元:『韓国 統計庁』公式サイト「2021年07月の消費者物価動向」
このとおり「07月:2.6%上昇」ですが、4カ月連続で2%台の上昇しました。
値上がりの大きいものを見ると以下のようになっています。
農畜水産物:9.6%上昇
卵:57.0%上昇
ニンニク:45.9%上昇
トウガラシ粉:34.4%上昇
卵:57.0%上昇
ニンニク:45.9%上昇
トウガラシ粉:34.4%上昇
軽油:21.9%上昇
ガソリン:19.3%上昇
電気・水道・ガス:0.3%上昇
日本では物価の優等生といわれる卵ですが、韓国では「57.0%」も上がっています。これは、高病原性鳥インフルエンザが流行してニワトリの殺処分が行われ、生産数が激減したためだと考えられます。
キムチの国ですので、トウガラシ粉が値上がりするのはやはり困るでしょう。
というわけで、韓国でのインフレは段々「ホンイキ」に入ってきたように見えます。
アメリカ合衆国ではインフレは一時的なもので大丈夫、というスタンスです(に見えます)が、合衆国は大丈夫でも韓国が大丈夫とは限りません。
(吉田ハンチング@dcp)