「危機の際の円」などといわれる日本の「円」ですが、2019年01月03日07時35分(5分足)108円台から104円台に急激に円高が進むという異常事態が見られました。
チャートのように、107.85円まで戻しましたがその後は緩やかに円高方向へ向かい106円台後半で推移する状況となっています(上掲チャートは『みんかぶFX』より引用)。合衆国では「連邦政府機関の一部閉鎖」について解決のめどが立たず、「ドル円」では円高方向へ進行したのもうなずけます。
ただし、ドルは全般状況では「強く」なっています。ここ1年間の「DXY」のチャートを見ますと以下のようになります(チャートは『Investing.com』より引用)。
トランプ大統領は嫌がるかもしれませんが、自身の政策によってドルが強くなる方向に推移しているのは間違いありません。市場もそのように評価しているのです。
(柏ケミカル@dcp)