韓国『現代自動車』が日本市場の再攻略に乗り出すことになりました。
2022年01月01日から、日本法人の名称を『現代自動車ジャパン株式会社』から『Hyundai Motors Japan株式会社』に変更。02月に記者会見を開くことが明らかにしました。
↑『Hyundai Motors Japan』のホームページ/スクリーンショット
『現代自動車』は2001年に日本に進出しましたが、業績は低迷し、2009年にバスなどの商業用自動車だけを残して撤退。今回の再進出は13年ぶりのこととなります。
『Hyundai Motors Japan』は燃料電池車(水素自動車)の『NEXO』(ネッソと読むそうです)と電気自動車『INONIQ(アイオニック)5』の日本投入を予定しています。
↑水素自動車『NEXO』。PHOTO(C)『Hyundai Motors Japan』
↑電気自動車『IONIQ5』。PHOTO(C)『Hyundai Motors Japan』
↑YouTubeに公開された『IONIQ5』のプロモーション動画
日本市場の再攻略に狙いを定めたのは、『現代自動車』のワールドワイドな展開を考えた上でのことと推測されます。
つまり、中国市場でのシェアがなくなりそうですので、世界第3位の自動車市場である日本を成果がほぼ「0」なまま放置しておくわけにはいかないのです。
日本市場で販売台数を伸ばすことができれば、中国市場での落ち込みをいくばくかは解消できるかもしれませんので。
「今回は電気自動車と水素自動車で日本攻略」と考えているようですが、『トヨタ』も電気自動車に本腰を入れ始めましたし、実際にどのような成果が上がるのは未知数です。
とりあえず、02月に開催される日本での記者会見で「どんな話が出るのか」にご注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)