2022年03月23日、韓国の統計庁から2022年01月時点での人口動向のデータが出ましたので確認してみます。
出生数:2万4,598人
死亡数:2万9,686人
人口増減:-5,088人
前月は出生数が1万7,084人まで減り、死亡数が3万1,634人に増加したため、人口増減は「-1万4,550人」と異常なほどの結果でした。
当月は、出生数が「2万4,598人」まで回復しましたが、死亡数がそこまで減少せず、人口増減は「-5,088人」となっています。
ちなみに出生数は増えたとはいえ、前年の01月と比較すると「311人」少ないのです。また、01月で見る限り歴代最小の出生数です。
ここまでの月次での人口増件の推移(2021年01月~)をグラフにすると以下のようになります。
韓国は、2020年に出生数と死亡数がデッドクロスして「人口が自然減するフェーズ」に入りました。これで27カ月連続の人口減少ですが、この連続記録はよほどのことがない限り途切れないでしょう。
2020年:-3.3万人
2021年:-5.6万人
2021年:-5.6万人
と人口減少は加速しています。2021年に人口減少がどこまで進むのかにご注目ください。
人口減少は韓国経済に大きな影響を与えます。
(吉田ハンチング@dcp)