短信です。誠に申し訳ありません。
ロシアメディア『タス通信』に『ロシア中央銀行』総裁・Эльвира Сахипзадовна Набиуллина(エリヴィラ・ナビウリナ)さんのコメントが出ましたのでご紹介します。
以下に同紙記事から一部を引用します。
モスクワ、4月21日
『ロシア中央銀行』総裁のエルビラ・ナビウリナ氏は、
「ロシアには必要な財源が全てあり、債務不履行の脅威はない」
と述べた。
(後略)
このナビウリナ総裁は、自由主義陣営国の金融オーソリティーも認める才女です。
ロシアの無法なウクライナ侵攻が始まった後、『ロシア中央銀行』総裁の職を辞そうとしましたが、プーチン大統領に断ってと慰留され、いまだに総裁を務めています。ドル・ルーブルの為替レートも開戦前水準まで戻りましたし、自由主義陣営国側からすれば手強い「盤面の敵」です。
もちろん、「ルーブルで返済しましたよ」と中央銀行がしれっと発表していますので、誰がなんといおうとテクニカル・デフォルト(支払い能力があるのに債務返済が行えないこと)なわけですが、それでも「デフォルトはさせない」という自信がナビウリナ総裁にはあるようです。
(吉田ハンチング@dcp)