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ロシアの「信用格付け」が下落。これもウクライナ侵攻のツケ

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当然こうなります。

ロシア軍ウクライナに侵攻し、アメリカ合衆国イギリスEU日本など自由主義陣営国がロシアに対して制裁を発表。

先にご紹介したとおり、ロシアの通貨ルーブル、モスクワ証券取引所で株価暴落しましたが、『Reuters(ロイター)』など外信によれば、ロシアの信用格付けも下落しました。

『Reuters』の記事から一部を以下に引用します。

(前略)
『S&P』はロシアの長期外貨建て格付けを「BBB-」から「BB+」に引き下げ、制裁によるマクロ経済への影響がより明確になった後、さらに格付けを引き下げる可能性があると警告した。

「これまでに発表された制裁措置は、ロシアの銀行セクターが国際貿易の金融仲介役として機能する上で、大きな悪影響を及ぼす可能性がある」とS&Pは見ている。

また、ウクライナの格付けも「B」から「B-」に引き下げた。

ロシアは現在、GDPのわずか20%という世界で最も低い債務水準と、約6,500億ドルの外貨準備高により、『Moody’s(ムーディーズ)』からBaa3、『Fitch(フィッチ)』からBBB-という同等の「投資適格」格付けを受けている。

しかし、格下げとなれば、その格付けはよりリスクの高い「ジャンク」、つまり投資適格以下のカテゴリーに下がることになる。

『ムーディーズ』の声明によると、「格下げを検討するという決定は、追加的でより厳しい制裁措置がロシアの信用状態にマイナスの影響を与えることを反映している」という。
(後略)

⇒参照・引用元:『Reuters』「S&P cuts Russia’s rating to junk, Moody’s issues junk warning」

ハードカレンシーでの決済が難しくなると見込まれる中、ロシアは外貨調達の方法を考えないといけないのですが、先制的に信用格付け会社がレーティングを下落させました。さらなる下落もアリと警告もしています。

つまり外債による外貨調達は難しくなったというわけです(利率を詰まないと無理)。

ロシアは外貨準備を6,300億ドル保有していますが(2022年01月時点)、どこまで外貨需要を満たすことができ、いつまで耐えることができるか――です。今回のウクライナ侵攻のツケは高くつくかもしれません。

しかし、一方で自由主義陣営国はビンボなソ連時代までロシアを後退させるほど強烈に締め上げる必要があります。そうしなければロシアは引きません。

バイデン政権の合衆国にそれができるのかどうかですね。

(吉田ハンチング@dcp)

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